- スリーパーダ(Adam's Peak)は標高2,238mのスリランカの聖山。仏教・ヒンドゥー・イスラム・キリスト教の4宗教が聖地とする稀有な場所
- 2017年12月末に深夜0時出発で登頂。頂上で朝日を見るのが定番ルート
- 名物の蒸しトウモロコシは正直「食えたもんじゃない」。忖度なしで書きます
スリーパーダ(Adam's Peak)登頂ガイド|深夜出発で朝日を見た実体験
- スリーパーダ(Adam's Peak)登頂ガイド|深夜出発で朝日を見た実体験
- スリーパーダとは
- 登山の基本情報
- 登頂の記録(2017年12月末)
- 下山時の絶景
- 持ち物リスト
- 名物の蒸しトウモロコシ — 正直に言います
- 下山後の体調管理
- まとめ
スリーパーダとは
スリーパーダ(Sri Pada)は、スリランカ中央高地にある標高2,238mの山です。英語名はAdam's Peak(アダムズピーク)。
山頂には「聖なる足跡」(Sri Pada = 聖なる足)があり、仏教徒はブッダの足跡、ヒンドゥー教徒はシヴァ神の足跡、イスラム教徒はアダムの足跡、キリスト教徒は聖トマスの足跡と信じています。
4つの宗教が同時に聖地とする山は世界的にも珍しい存在です。
巡礼シーズンは毎年12月〜5月のポヤデー(満月の日)前後がピーク。シーズン中は階段にライトが灯り、夜通し巡礼者が列をなします。
登山の基本情報
ルートと所要時間
登山口は主にハットン(Hatton)側のナラタニヤ(Nallathanniya)から。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 登山口 | ナラタニヤ(Nallathanniya) |
| 標高差 | 約1,000m |
| 階段数 | 約5,500段 |
| 登り | 約3〜4時間 |
| 下り | 約2〜3時間 |
| 最寄り駅 | ハットン(Hatton) |
ベストシーズン
巡礼シーズンの12月〜5月。この期間は階段沿いに照明が設置され、休憩所や茶店も営業しています。
オフシーズン(6月〜11月)も登れますが、照明がなく茶店も閉まっているため難易度が上がります。
登頂の記録(2017年12月末)
年越し一日前を狙った理由
年末年始のスリランカ旅行で、「今回の1番の目的」としてスリーパーダを選びました。
大晦日は混雑が予想されるため、年越し一日前の深夜に登山を開始。混雑を避ける作戦です。
深夜0時過ぎ、一人で登山開始
宿を出発したのは深夜0時過ぎ。
周りには巡礼者の列がありますが、自分のペースで一人黙々と登りました。階段は延々と続き、途中の茶店でチャイを飲みながら休憩。
頂上の鐘
山頂に到着すると、鐘があります。
この鐘は「登った回数だけ鳴らす」のが習わし。初めてなので1回鳴らしました。
下山時の絶景
持ち物リスト
スリーパーダ登山に必要な持ち物をまとめます。
- ヘッドライト(必須): 深夜出発なので暗闇を照らすために必須。スマホのライトは電池が持たないのでおすすめできません
- 防寒着: 頂上の気温は10度以下になることも。ウインドブレーカーかフリースは持っていくべきです
- 水(1〜1.5L): 途中の茶店で購入もできますが、念のため
- 軽食: エナジーバー、チョコレートなど。ただし名物の蒸しトウモロコシは期待しないでください(後述)
- トレッキングシューズ: 階段が多いのでグリップのある靴がベスト
- 雨具: 山の天気は変わりやすいです
名物の蒸しトウモロコシ — 正直に言います
スリーパーダの登山道沿いや麓には、蒸しトウモロコシの屋台があります。
「スリーパーダの名物」として紹介されることが多いのですが、正直に書きます。
ちなみにジャフナでも同じタイプのトウモロコシに遭遇しましたが、「スリーパーダのよりはちゃんと蒸されて火は入っている感じ」でした。比較してもスリーパーダのが最下位です。
下山後は麓のローカル食堂で朝飯を食べるのが正解です。
下山後の体調管理
スリーパーダは深夜出発→早朝下山のスケジュールなので、下山後はかなり疲弊します。
下山後はハットンかヌワラエリヤで1泊して回復することをおすすめします。
まとめ
スリーパーダは「登山」というよりも「巡礼」の体験です。
深夜の暗闇を黙々と歩き、頂上で朝日を迎える。その一連の流れそのものが、スリランカの精神文化に触れる時間になります。
体力的には普段運動していない人でも登れるレベルですが、階段5,500段は膝にきます。下山後の疲労も含めて、前後に余裕を持ったスケジュールを組んでください。
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