スリ飯屋MaLankaのフリーエンジニアな日々

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スリランカ旅行の健康トラブル対策|10回渡航で学んだ食あたり・蚊・暑さの乗り越え方

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  • 10回渡航で2018年以降ほぼ毎回体調を崩した。一番多いのは到着数日目の食べすぎ・辛さダメージ
  • 飲み水はペットボトル一択。ジャフナではシャワーの水質でもやられた
  • 薬・バンドエイドは日本から持参が鉄則。現地のシッダレパ(Siddhalepa)バームと歯磨き粉は日本では手に入りづらいので現地で買うのがおすすめ
スリランカに10回以上通っていますが、2018年以降ほぼ毎回、どこかで体調を崩しています。病院には一度も行っていません。全部自力でリカバリーしてきました。
10回渡航で毎回というのはかなりのリアルですね。どんなパターンが多いのですか?

スリランカ旅行の健康トラブル対策|10回渡航で学んだ食あたり・蚊・暑さの乗り越え方

10回渡航でわかった「やられるパターン」

スリランカで体調を崩すパターンは、だいたい決まっています。

一番多いのは、到着2〜3日目の「食べすぎ+歩きすぎ」です。

久しぶりのスリランカで興奮して、初日から食べまくり、歩きまくり、暑さの中で体力を消耗する。これが毎回やられる原因です。2023年の渡航では、到着2日目で腹痛・下痢・微熱のフルセットが来ました。1日半ダウンして、タンビリ(キングココナッツウォーター)とフルーツだけで過ごしました。

自分のメモに「恒例の儀式」と書いていました。もはや毎回のことなので、到着直後は飛ばしすぎないように意識しています。それでもやられますが。

もう一つのパターンは、水のトラブルです。

2018年の秋旅では、ジャフナで宿のシャワーの水にあたり、滞在中の5日間ほぼずっと寝ていました。食べることもままならない状態で、シャワーの水でここまでやられるとは思いませんでした。

食あたり・お腹のトラブル

原因は3つ

スリランカでお腹を壊す原因は、大きく3つあります。

原因 詳細
辛さ スリランカ料理は日本人の想像以上に辛い。連日食べると胃腸がやられる
食べすぎ 美味しくてつい食べすぎる。暑さで体力が落ちているところに追い討ち
水道水は飲めない。氷にも注意。ジャフナではシャワーの水でもやられた
食あたりというより、辛さと食べすぎが原因なんですね?
そうです。自分の場合は不衛生な食べ物でやられたことはほぼなくて、辛さの蓄積か食べすぎが原因です。ローカル食堂でも衛生面で問題を感じたことはありません。

やられた時の対処

体調を崩したときの対処は3つだけです。

  1. ひたすら寝る — 一番効きます。無理して観光しない
  2. タンビリ(キングココナッツウォーター)を飲む — スリランカの天然スポーツドリンク。街中どこでも買えます
  3. 消化にいいものだけ食べる — フルーツ、ココナッツウォーター、プレーンのパンなど

キングココナッツウォーター(タンビリ)。体調を崩した時の回復ドリンク
タンビリ(キングココナッツウォーター)。体調を崩した時の強い味方

ジャフナでの回復食。パンとキトゥルパニだけの食生活
2018年ジャフナでの回復食。パンとキトゥルパニだけの「入院中みたいな食生活」

1日半寝れば大体復活します。病院に行くほどではないけど、動けないレベルにはなります。

予防 — 辛さコントロール

体調が怪しいときの食事は、辛さを避けます。

  • オムレット(チリ抜き) — 「No chili, please」で通じます
  • フルーツ — マンゴー、パパイヤ、パイナップル。どこでも手に入る
  • ココナッツウォーター — 胃にやさしく、水分補給にもなる
  • パン — ベーカリーのプレーンなパンは胃に負担が少ない
レストランで「辛くしないで」と伝えれば対応してもらえるのですか?
はい。「Not too spicy, please」や「Mild, please」で伝わります。ただ、スリランカ人の「Mild」は日本人にとっては普通に辛いことがあるので、体調が悪い時はそもそもカリーを避けた方が安全です。

水のリスク — 飲み水だけじゃない

飲み水はペットボトル一択です。 これは基本中の基本。

ただし、気をつけるべきは飲み水だけではありません。

2018年の秋旅でジャフナに滞在した時、宿のシャワーの水で体調を崩し、5日間ほぼ寝たきりになりました。食べることもままならず、ジャフナ滞在のほとんどをベッドの上で過ごしました。コロンボやベントータでは一度もこんなことは起きなかったので、地域による水質の差は確実にあります。

シャワーの水が口に入ることはありますよね。ジャフナは水質が明らかに違いました。北部を旅行する際は、シャワー中も口を閉じるくらいの意識が必要かもしれません。

蚊・デング熱対策

2017年デング熱大流行の翌月に渡航した話

2017年7月、スリランカでデング熱が大流行しました。そしてその翌月の8月に渡航が決まっていました。

中止する選択肢はなかったので、蚊対策を本気で調べました。ディート成分の強い虫除けスプレーも検討しましたが、汗で落ちる、荷物がかさばる、「蚊も寄り付かない薬は人体にも良くないのでは」という懸念がありました。

ラダキャン(RADARCAN)— 超音波で蚊を寄せ付けないブレスレット

そこで見つけたのが、スペイン製のラダキャン(RADARCAN R-101)です。

項目 内容
価格 980円〜(Amazon)
技術 SONUERIT(低周波音で蚊を忌避)
電源 ボタン電池LR44 × 1個
駆動時間 1日4時間使用で約8ヶ月
適用範囲 1m
原産国 スペイン

足首に巻いてONにすると、超音波のような断続音が鳴ります。最初は耳障りですが、すぐに慣れます。

効果を実感した瞬間があります。 椅子に座っていると蚊が一匹やって来て、足に止まろうとグルグル回っている。止まりたいけど止まれない。半信半疑でしたが、確かに効いていると感じました。

ただし、付けていても噛まれることはありました。完璧ではありません。

自分のラダキャンは2ヶ月目で壊れました。スリーパーダ(2,243m)を登ったり、風雨に晒されたりしていたので仕方ないかなと。それでも精神的な安心感は大きかったです。

2026年現在もAmazonで購入できます。1,000円以下で買えるので、試してみる価値はあります。


RADARCAN(ラダキャン) 敏感肌用 虫よけ ポータブル リペーラー R-101 R-101-YL イエロー フリーサイズ

デング熱の最新状況(2026年)

2026年も油断できません。2026年1月だけで2,170件以上のデング熱症例が報告されています。特に西部州(コロンボ、ガンパハ、カルタラ)が最も深刻で、全症例の約半数を占めます。

注意すべき時期は南西モンスーン期(5月〜9月)。西部・南部・中部で蚊が大量発生します。ただし実質的には年間を通じてリスクがあるため、どの時期に渡航しても蚊対策は必須です。

暑さ対策

スリランカは年間を通じて暑いです。特にコロンボは気温と湿度が高く、長時間の屋外行動は消耗します。

自分がやっている暑さ対策は以下の通りです。

  • 日中(11時〜15時)はなるべく外に出ない — カフェや宿で過ごす
  • 長時間の移動は朝か夕方に寄せる — 街歩きも朝イチか夕方が快適
  • 水をこまめに飲む — ペットボトルは常に持ち歩く
  • 保冷剤・熱さまシートを日本から持参 — 額や首に貼ると体感温度がかなり下がる
保冷剤を持っていくんですか?
はい。小さいジェルタイプの保冷剤を数個と、熱さまシートを1箱。現地では手に入りにくいので、日本から持っていきます。

宿のトラブル — ゴキブリで朝5時チェックアウト

2023年7月、ベントータのゲストハウスにチェックインした夜、浴室に3匹のゴキブリが出ました。

腹痛と微熱もあり、体もつらい状態でした。9回来てスリランカの宿でゴキブリを見たのはこれが初めてで、排水溝に追い込もうと5分格闘しましたが、限界を感じて「ここでは眠れない」と判断。翌朝5時過ぎにチェックアウトしました。

Booking.comでその日から泊まれる宿を探し、見つけたのがLuxury Villa with BB Free WI-FIでした。結果的にこのVillaが最高の宿で、3泊の予定が11泊に延長することになりました。

トラブルがきっかけで最高の宿に出会えたので、結果オーライです。ただ、体調が悪い中での宿替えは本当にしんどいので、事前のレビュー確認は大事ですね。

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日本から持っていくべき薬・持ち物

日本から持参するもの

アイテム 理由
風邪薬 体調崩した時の初動に
胃薬 辛い食事の後に
ミンティア・トローチ 喉の不快感に。現地では手に入りにくい
バンドエイド 現地品は質が悪い(剥がすと黄色くなる、粘着が強すぎる)
保冷剤・熱さまシート 暑さ対策。現地では入手困難

基本的に医薬品・衛生用品は全て日本から持っていく方がいいです。現地のバンドエイドは剥がすと肌が黄色く変色したり、粘着力が強すぎて痛いレベルだったりします。

現地で買うべきもの — シッダレパ(Siddhalepa)

逆に、現地で買った方がいいものもあります。

シッダレパ(Siddhalepa)は1934年創業のスリランカ国民的アーユルヴェーダブランドです。日本でいうタイガーバームのような存在で、一般家庭に広く常備されています。自分が初めてスリランカに行った時に泊まったのも、このシッダレパが運営するアーユルヴェーダリゾートでした。

シッダレパ アーユルヴェーダ リゾートの料理とプール(2016年)
初スリランカで泊まったシッダレパ アーユルヴェーダ リゾート(2016年)

シッダレパ アーユルヴェーダ リゾートのクッキングクラス
リゾート内のアーユルヴェーダ クッキングクラス。ここで歯磨き粉にも出会った

シッダレパバーム(Siddhalepa Ayurveda Herbal Balm)

セイロンシナモン・カンファー・ユーカリ・シトロネラ・メントール等の6種のハーブ成分配合。筋肉痛、頭痛、風邪の鼻づまり、捻挫など幅広く使えます。スリランカの薬局やスーパーでどこでも手に入り、価格も非常に安いです。Amazonでも購入できます。


シッダレパ® アーユルヴェーダ バーム (25g)

シッダレパ歯磨き粉

初めてスリランカに行った時、飛行機の中で歯が痛くなりました。数日間最悪の状態が続き、宿泊先のシッダレパ アーユルヴェーダ リゾートで歯磨き粉を購入。磨いたら痛みがなくなって、本当にびっくりしました。

見た目はグレーでつぶつぶが入っていて、色も香りも日本の歯磨き粉とは全く違います。最初は抵抗がありましたが、効果を実感してからは毎回スリランカで買って帰っています。もちろん帰国後に歯医者にも行きましたが、以来ずっとアーユルヴェーダ歯磨き粉を使い続けています。


シッダレパ® スピリヴィッキー アーユルヴェーダ 歯磨き粉 (110g) 2個パック

シッダレパのバームと歯磨き粉は、スリランカ土産としてもおすすめです。コンパクトで軽く、実用的なので喜ばれます。

まとめ

スリランカは本当に素晴らしい国ですが、体調管理だけは油断できません

10回渡航して学んだことは以下の通りです。

  • 到着直後は飛ばしすぎない。 食べすぎ・歩きすぎが一番の敵
  • 辛さは蓄積する。 体調が怪しければオムレット(チリ抜き)やフルーツに逃げる
  • 水はペットボトル一択。 シャワーの水質にも注意(特に北部)
  • 蚊対策は必須。 ラダキャン(980円〜)は試す価値あり
  • 薬は日本から持参。 現地品は質が心配
  • シッダレパは現地で買う。 バームと歯磨き粉は本当に使える

やられても1日半寝れば復活できます。備えがあれば怖くない。楽しいスリランカ旅行にしてください。

体調を崩しても、旅を続けられる対策を知っておけば大丈夫です。自分も毎回やられながら10回通い続けていますから!

スリランカ旅行の準備に、こちらの記事もあわせてどうぞ。

www.malanka.org

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