- 持っていった現金8万円で十分足りた——宿泊が大半を占め、食費と交通費は驚くほど安い。宿泊費を除けば3万円分のルピーで回せます。
- ローカル食堂なら1食100〜300円——ドーサ2枚+紅茶で300LKP(約150円)。タミル料理圏のトリンコマリーは特に安いです。
- eSIMは地雷、Dialogの物理SIMが安定——eSIMは速度・接続とも不安定。空港かコルピティヤのDialog店舗で物理SIMを買うのが正解です。
「2025年7月23日〜8月11日の約3週間、スリランカに滞在しました。10回目の渡航ですが、今回は改めて『いくらかかったのか』を全て記録しました。」
「現金8万円で3週間過ごせるというのは、東南アジアと比較しても安い部類ですね。内訳を見ていきましょう。」
【2025年版】スリランカ3週間の滞在費リアル|現金8万円で足りた内訳と節約のコツ
3週間の滞在ルート
今回の滞在ルートは以下の通りです。
| 日程 | エリア | 泊数 |
|---|---|---|
| 7/23〜7/26 | コロンボ(Cinnamon Red) | 3泊 |
| 7/26〜7/27 | クルネーガラ(Kandyan Reach) | 1泊 |
| 7/27〜8/1 | トリンコマリー(Trinco Town Family GH) | 5泊 |
| 8/1〜8/2 | クルネーガラ → コロンボ経由 | 1泊 |
| 8/2〜8/4 | コロンボ(Zylan Colombo) | 2泊 |
| 8/4〜8/10 | ベントータ(Luxury Villa) | 6泊 |
| 8/10〜8/11 | 帰国(コロンボ空港→香港→関空) | — |
「コロンボを拠点に、東海岸のトリンコマリーと南海岸のベントータを回りました。最後の1週間をベントータのヴィラでゆっくり過ごすのが自分のスタイルです。」
帰国時のコロンボ・香港の空港ラウンジについてはこちらの記事にまとめています。
全体の費用感
持っていった現金は8万円。結果的には7万円程度で十分でしたが、余裕を見て8万円にしたのは妥当でした。Booking.comで事前決済した宿泊費は含まれていないので、実際の総額はこれより多くなります。
- 前回の渡航時に残っていたルピー: 約3万円分
- 現金払いの宿泊費(トリンコマリー + ベントータ): これが最大の支出
- 宿泊費を除いた現地の現金支出: 約3万円分(≒ 約60,000LKP)
「現金払いの宿がどれくらいあるかで、両替するルピーの額がかなり変わります。宿泊費を引いた食費・交通費・買い物だけなら、3週間で3万円分のルピーで十分回せました。」
「宿泊費がカード払い(Booking.com等)なら、現金はさらに少なくて済みますね。」
宿泊費の内訳
| 宿泊先 | エリア | 泊数 | 料金 | 支払い |
|---|---|---|---|---|
| Cinnamon Red | コロンボ | 3泊 | Booking.com | カード |
| Kandyan Reach Hotel | クルネーガラ | 2泊 | Booking.com | カード |
| Trinco Town Family GH | トリンコマリー | 5泊 | 23,000LKP(約11,500円) | 現金 |
| Zylan Colombo | コロンボ | 2泊 | Booking.com | カード |
| Luxury Villa(BB付き) | ベントータ | 6泊 | 84,000LKP(約42,000円) | 現金 |
「トリンコマリーのゲストハウスは5泊で23,000LKP。1泊あたり約4,600LKP(約2,300円)で、Wi-Fiは弱いですがホストが最高でした。」
ベントータのヴィラは1泊14,000LKP(約7,000円)。朝食付きで、ホストファミリーとの交流が楽しめます。
「2016年の初渡航ではゴールの5つ星ホテルJetwing Lighthouseに泊まっていましたが、10回目の今は1泊2,300円のゲストハウスで十分楽しめています。旅のスタイルが変わった分、費用も大きく下がりました。」
食費の内訳 — ローカル食堂なら1食100〜500円
スリランカのローカル食堂は驚くほど安いです。以下は実際に支払った金額です。
コロンボ
| 店 | メニュー | 料金(LKP) | 日本円目安 |
|---|---|---|---|
| Palm Super Stall | キリテー + マールパン | 200 | 100円 |
| Curry Pot | ライス&カリー(夜) | 600 | 300円 |
| Ranbath Organic | 赤米ライス&カリー(昼) | 910 | 450円 |
| Ananda Bhawan | プーリ + パラータ + マサラティー | 500 | 250円 |
| Basilur Lounge | フルーツティー(コールドブリュー) | 1,100 | 550円 |
| Mrs. Lamprais | ランプライス(ベジ) | — | — |
| Kumbuk | グラノーラボウル(S) + アイランドチラー | 2,250 | 1,125円 |
トリンコマリー
| 店 | メニュー | 料金(LKP) | 日本円目安 |
|---|---|---|---|
| Sri Purani | ドーサ2枚 + EGB | 300 | 150円 |
| Mani's Cafe | ワダ + ペーパードーサ + マサラチャイ | — | — |
| Hela Bojun | トーセ + チャパティ + パリップ | — | — |
| Vegan Cafeteria | ギーマサラドーサ + マンゴージュース | — | — |
| Piccadilly Parlour | アイスクリーム | — | — |
「トリンコマリーはタミル文化圏なので、ドーサ・パラータなど南インド系の食事が本場の味で安いです。Sri Puraniのドーサ2枚+紅茶で300LKP(約150円)は衝撃的な安さでした。」
その他のエリア
| 店・場所 | メニュー | 料金(LKP) | 日本円目安 |
|---|---|---|---|
| クルネーガラのカデー | ライス&カリー | 250 | 125円 |
| FoodCity | 米1kg | 195 | 100円 |
| FoodCity | DCSLラガービール | 330 | 165円 |
| Carnival(コロンボ) | パッションフルーツアイス | 450 | 225円 |
| シナモンビーチホテル | モーニングビュッフェ(6人) | 33,000 | 1人約2,750円 |
「ローカルのカデーで食べれば、1日の食費を1,000〜2,000LKP(500〜1,000円)に抑えられますね。」
「ただし、観光客向けのレストランに行くと急に高くなります。トリンコマリーで入ったレストランは1食9,000LKP(約4,500円)で、ローカル食堂の30倍でした。味も微妙でした。」
「過去にはヒッカドゥワで現地家庭に泊まり込み、自分でスリランカ料理を作っていた時期もあります。自炊ならさらに安くなりますが、ローカル食堂が十分安いので今回はしませんでした。」
交通費の内訳
| ルート | 手段 | 料金(LKP) | 日本円目安 |
|---|---|---|---|
| 空港 → シナモンレッド | 空港タクシー | 6,750 + 高速400 | 3,575円 |
| クルネーガラ → トリンコマリー | Uber intercity | 16,895 | 8,450円 |
| トリンコマリー → Kanniya温泉 | Uber車 | 1,200 | 600円 |
| コロンボ市内(バンバラピティヤ → OGF) | ローカルバス | 35 | 18円 |
| コロンボ → ベントータ方面 | Uber車 | 6,700 + 高速300 | 3,500円 |
| アルトゥガマ → ゴール | 列車 | 300 | 150円 |
| ゴール → ベントータ | インターシティバス | 380 | 190円 |
| ベントータ → 空港 | Uber車 | 13,579 + 高速600 | 7,090円 |
「ローカルバスは35LKP(18円)で乗れます。列車も300LKP(150円)で1時間以上移動できるので、公共交通をうまく使えばかなり安く回れます。」
空港タクシーはUberの約2倍です。 空港カウンターで手配すると6,750LKPですが、同じルートのUber見積もりは3,900LKP台でした。事前にUberをダウンロードしておくのがおすすめです。
「Uber intercityで160kmを16,895LKP(約8,000円)は、日本のタクシーと比較すると破格ですね。」
通信費 — Dialog物理SIMが正解
| 項目 | 料金(LKP) | 日本円目安 |
|---|---|---|
| Dialog物理SIM(Anytime Plan) | 1,545 | 770円 |
「今回eSIMで来ましたが、速度が遅く、場所によっては圏外になり、テザリングもできず、PickMeの登録もできませんでした。翌日コルピティヤのDialog店舗で物理SIMに買い替えました。」
Anytime Planなら3週間で17GB以上残っていました。ベントータのヴィラはWi-Fiがあったので後半はあまり減りませんでしたが、Wi-Fiが弱い宿が多いので多めに買っておくのが安心です。
アクティビティ・入場料
| 場所 | 料金(LKP) | 日本円目安 |
|---|---|---|
| 陸軍博物館(トリンコマリー) | 1,600 | 800円 |
| エアライフル射撃(10発) | 2,000 | 1,000円 |
| Kanniya温泉(外国人) | 500 | 250円 |
| Marble Beach入場料 | — | — |
「観光スポットの入場料は安いです。博物館+射撃体験で3,600LKP(約1,800円)。十分楽しめます。」
買い物 — 買いすぎ注意
買い物はKKブティック(ゴール)、ODEL、グッドマーケット(コロンボ)が中心でした。Good Marketは2018年12月の初訪問以来、毎回欠かさず立ち寄る定番スポットです。
「Tシャツとパンツをちょっと買いすぎました。ハーブティーのパウダーも4個買って2個で十分でした。買い物は計画的に。」
スーツケースも現地で購入しました(約1万円)。小さめで機内持ち込みもできるサイズです。
持ち物リスト — 持ってきてよかったもの・不要だったもの
3週間の滞在で感じた持ち物の良し悪しをまとめます。
持ってきてよかったもの
- TOKのポリ袋 — 何かと使える
- 手の消毒アルコール — 飲食前に必須
- 100均のサングラス — 壊れても気にならない
不要だったもの
- eSIM — 博打です。Dialogの物理SIMが安定
- 短パン — 薄めの長ズボンの方が良いです。怪我と蚊の刺されを防げます
- 旅の指差し帳 — 使いませんでした
- タオル2枚 — 1枚で十分です
持ってくるべきだったもの
- 薄めの長ズボン・長袖 — 冷房対策にも
- バンドエイド・消毒液・ガーゼ・テープ — 日本製が良いです。スリランカのは粘着が強すぎて剥がすとき痛いです
- 大きめの保冷剤 — 発熱時に助かります
- 平形のコンセントアダプター — 丸型が合わない場所があります。トリンコマリーで刺さりませんでした
- 葛根湯・胃薬(多めに) — 体調を崩しやすいので多めに
- 屋内サンダル — 宿の中で使います
- ゴーグル — シーズンの海に行くなら
- 薄めのハンガー3本 — 宿は干す場所が少ないです
「特にバンドエイドとコンセントアダプターは盲点でした。日本製の救急グッズは絶対に持っていった方がいいです。」
「eSIMの失敗は痛いですね。スリランカに関してはDialog物理SIM一択という結論ですね。」
節約のコツ
- ローカルのカデーで食べる: 200〜600LKPで美味しいご飯が食べられます。観光客向けレストランは10倍以上の値段です
- Uberを使う: 空港タクシーの約半額です。事前にアプリをダウンロードしておくこと
- ローカルバスと列車を活用: 35〜380LKPで長距離移動ができます
- 小額紙幣を多めに両替: ドライバーや小さな店で釣り銭がないことが多いです
- Dialogの物理SIMを買う: eSIMは安定しません。1,545LKPで3週間十分使えます
- 長期滞在は月額交渉する: ベントータのヴィラは月契約で最大45%割引でした
「持っていった現金は8万円で、宿泊費を除けば3万円で回せました。スリランカは長期滞在に向いている国だと改めて感じました。次回は1ヶ月チャレンジしたいですね。」
「月額契約ができるヴィラやゲストハウスを見つけておけば、1ヶ月でも15万円前後で過ごせそうですね。」
記事で紹介した宿の予約
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