- SES経験者の転職で最大の壁は書類選考の通過率。プロジェクト単位の成果が書きにくく、採用担当者に伝わりにくい
- 解決策は「担当フェーズを文脈で説明する」「数値がなければプロセスで語る」の2点。書き方の工夫だけで通過率は変わる
- IT実務経験者が担当するエージェントを選ぶと、書類添削の質が段違い。書類通過率60%のカイタクエージェントはSES転職者の相談にも対応している
- SESエンジニアの転職で書類選考が通りにくい3つの理由
- 書類選考通過率を上げる4つのポイント
- SESからの転職で成功している人の共通点
- SES転職者に特に向いている転職エージェントの選び方
- まとめ:書類で詰まるのは「書き方」と「サポートの質」の問題
フリーランスエンジニアとして活動していると、転職を考えているエンジニア仲間から相談を受けることがあります。なかでも特に多いのが、SES(システムエンジニアリングサービス)企業に在籍しているエンジニアからの相談です。
こういった悩みは本当によく聞きます。SES出身者の転職が書類で詰まりやすい理由には、はっきりとした構造的な原因があります。そして原因がわかれば、対策はあります。
この記事では、SESエンジニアが転職で書類選考を突破するために本当に有効な4つのポイントを整理します。転職エージェントの選び方まで含めて解説するので、ぜひ参考にしてください。
SESエンジニアの転職で書類選考が通りにくい3つの理由
まず「なぜ通らないのか」を押さえておくことが重要です。対策だけ先に覚えても、根拠を理解していないと応用が効きません。
理由① 「成果」を数値で書きにくい構造になっている
自社サービスを持つ企業や事業会社のエンジニアであれば、「売上○万円のECサイト開発に貢献」「DAU○万人のアプリに機能追加」といった形で成果を数値化しやすいです。
SESの場合、客先から指示を受けてタスクをこなす構造になりやすいため、「自分が関与した結果として何の数値が動いたか」が書きにくいのです。
採用担当者が見ているのは「この人はどんな価値を出せるか」です。数値がないと価値が伝わりにくく、書類の評価が下がります。
理由② 担当フェーズが狭く「自走できるか」を疑われる
SESのプロジェクトでは、担当フェーズが「実装のみ」「テストのみ」に絞られることが多くあります。要件定義や設計フェーズに関与した経験が少ないと、書類上は「指示待ちのエンジニア」という印象を与えかねません。
自社開発企業や事業会社では、エンジニアに一定の主体性と自走力を求めるケースが多いため、「仕様をもらって実装するだけ」という職歴書はスクリーニングで落とされやすいです。
理由③ 技術スタックが古い、または偏っている
案件が長期になるSESでは、同じ技術スタックを長期間使い続けるケースがあります。レガシー技術や特定業界に偏った経験しか職歴に書けないと、採用担当者の目には「直近の技術キャッチアップができているか不明」と映ります。
書類選考通過率を上げる4つのポイント
ここからが本題です。実際に書類選考を通過しやすくするために、4つのポイントを順番に押さえてください。
ポイント① プロジェクト単位で「文脈」を説明する
数値が書けないなら、プロジェクトの背景・自分の役割・何を意識して動いたかの3点セットで書くのが有効です。
具体的には以下のような例があります。 - NG例: 「○○システムの実装を担当」 - OK例: 「既存レガシーシステムのリプレイス案件(React + Rails、チーム6名)にてフロントエンド実装を担当。担当画面の実装仕様を自ら整理し、バックエンド担当との仕様すり合わせを主導した」
後者のほうが「この人はただ実装するだけでなく、周囲と連携しながら動ける」という印象が伝わります。
ポイント② 担当フェーズより「越境した経験」を前に出す
設計や要件定義の経験が少なくても、「本来自分の担当外だった部分にも踏み込んだエピソード」を積極的に書くことで、主体性をアピールできます。
- 「仕様の曖昧な部分を発見し、クライアントへの確認を提案した」
- 「テストフェーズで繰り返し発生するバグパターンを分析し、実装チームへフィードバックした」
- 「社内の展開作業で手順書が整備されていなかったため、自ら整備した」
こうした小さな越境エピソードは、どのSES案件にも必ずひとつは存在します。意識して掘り起こすことが重要です。
ポイント③ 技術スタックはバージョンと「使った文脈」を書く
技術スタックの欄に「Java、Python、SQL」と並べるだけでは評価されません。バージョン・規模・どんな用途で使ったかをセットにして書くと評価が上がります。
- NG例:
Java / Python / MySQL - OK例:
Java 17(Spring Boot、REST API設計・実装)/ Python 3.10(社内バッチ処理の自動化)/ MySQL 8.0(スロークエリ改善含む)
また、案件外の個人学習で使っている技術があれば「プライベートでの学習歴」として別枠に書いてもかまいません。「常にキャッチアップしている」という意思表示になります。
ポイント④ IT実務経験者のエージェントに書類をレビューしてもらう
ここが最も効果的な施策です。転職エージェントの中でも、担当者自身がIT業界の実務経験を持っているかどうかで、書類添削の質が大きく変わります。
「読みやすい文章にしましょう」という一般的なアドバイスではなく、「このフェーズ記述はエンジニアの採用担当にはこう読まれる、だからこう変えるべき」という具体的なフィードバックが返ってくるエージェントが理想的です。
書類レビューでは「なぜこの表現が弱いのか」を理解することが重要です。エージェントに言われた通りに直すだけでなく、理由を理解することで応用が効くようになります。
SESからの転職で成功している人の共通点
書類を通過した後のことも、少し触れておきます。SES出身者で転職を成功させている人には、いくつかの共通点があります。
志望動機に一貫性がある
「SESを選んだ理由」→「今回転職を考えた理由」→「応募先でやりたいこと」が一本のストーリーになっている人は、面接でも高い評価を受けます。
「SESだと成長に限界を感じた」というネガティブな出発点でも、そこから「自分でサービスを作っていく経験を積みたい」「プロダクトに継続的に関われる環境に移りたい」という前向きな着地点があれば問題ありません。
ポートフォリオや個人開発の実績がある
必須ではありませんが、GithubリポジトリやQiita記事・個人開発物があると書類選考での差別化になります。特に自社開発企業・Web系企業への転職では有効です。
転職エージェントを最初から1社に絞らない
書類添削のクオリティはエージェントによって大きく異なります。複数のエージェントと面談し、書類へのフィードバックの質を比べることで、自分の職歴書が磨かれていきます。
SES転職者に特に向いている転職エージェントの選び方
最後に、エージェント選びの基準を整理します。
「IT業界の実務がわかる担当者」かを最初の面談で確認する
面談で「あなたのSES経験はどういった案件でしたか」「担当フェーズはどのくらいでしたか」といった踏み込んだ質問をしてくれるエージェントは信頼できます。逆に、スキルシートを流し見て求人票をたくさん送ってくるだけのエージェントは要注意です。
「書類をどう改善したら通過率が上がりますか」と直接聞いてみるのが一番の見極め方です。具体的な回答が返ってくるかどうかで担当者の質がわかります。
カイタクエージェントがSES転職者に向いている理由
転職エージェントを調べていると、書類通過率60%という数字が目立つ
カイタクエージェントはTERAZ社(フリーランス向けRemotersの運営元)が2020年に設立したIT職向けの転職エージェントです。主な特徴は以下の通りです。
| 項目 | カイタクエージェントの特徴 |
|---|---|
| 書類通過率 | 60%(業界平均の約2〜3倍) |
| 年収実績 | 平均+100万円(2025年8月〜) |
| 担当者 | IT・コンサル・Webマーケ実務経験者 |
| 対応職種 | IT職全般(エンジニアに限らない) |
| 面談形式 | 全国対応・オンライン |
| 離職率 | 0%(半年間実績) |
担当者が実務経験者であるという点が、SES転職者にとって特に重要です。SESの案件構造や、客先常駐ならではのスキルの見せ方を理解した上でアドバイスをもらえます。
また書類通過率60%は、SES出身者が悩む「書類選考の壁」に直接刺さる数字です。この書類通過率の高さは、転職活動全体のスピードと精神的な負担に大きく影響します。
相談・登録は無料です。まずは1回の面談で、自分の職歴書がどのくらい改善できるかを試してみることをおすすめします。
まとめ:書類で詰まるのは「書き方」と「サポートの質」の問題
SESエンジニアが転職の書類選考で詰まりやすい理由は、スキルの問題ではなく「伝え方の問題」です。
ポイントを振り返ります。
- ポイント① プロジェクト単位で「背景・役割・意識した行動」の3点セットで書く
- ポイント② 担当外に踏み込んだ越境エピソードを前面に出す
- ポイント③ 技術スタックはバージョン・用途とセットにして書く
- ポイント④ IT実務経験者のエージェントに書類添削をもらう
この4つを実行するだけで、同じ経歴でも書類通過率は大きく変わります。
転職エージェント選びでは、担当者がIT業界の実務を知っているかどうかを最初の面談で確認してください。
「書類がまた落ちた」と悩む前に、まず書き方とサポート体制を見直してみてください。