- 株式会社TERAZはフルリモート特化エージェント「Remoters」を運営する2020年設立のITベンチャー
- 2024年に東証グロース上場企業cottaの子会社化で財務基盤を強化。2025年には転職支援「カイタクエージェント」も開始
- 筆者は2024年12月からRemotersを利用中。運営会社の信頼性を実体験ベースで解説します
「Remotersっていいサービスだけど、運営会社のTERAZってどんな会社なの?」
フリーランスエージェントを選ぶとき、サービス内容だけでなく運営会社の信頼性が気になる方は多いはずです。特にRemotersは比較的新しいサービスなので、「ちゃんとした会社が運営しているのか」「突然サービスが終わったりしないか」と不安に思うこともあるでしょう。
この記事では、
- 株式会社TERAZの会社概要
- TERAZの代表・今中更氏の経歴
- TERAZが運営する2つのサービス
- TERAZの信頼性 — 上場企業グループ入りの意味
- 筆者がRemoters(TERAZ)を使って感じたこと
- 他のフリーランスエージェントとの比較(2026年版)
- まとめ — TERAZはフルリモートで働きたいエンジニアの味方
株式会社TERAZの会社概要
まずは基本情報を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商号 | 株式会社TERAZ(TERAZ Inc.) |
| 設立 | 2020年12月 |
| 代表者 | 今中 更(いまなか こう) |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区神南1丁目9-2 大畠ビル202 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 事業内容 | SES事業、受託開発、ITコンサルティング、人材紹介 |
| 事業許可 | 有料職業紹介事業許可(13-ユ-314125)、労働者派遣事業許可(派13-317425) |
| 親会社 | 株式会社cotta(東証グロース上場・2024年9月に子会社化) |
| 公式サイト | teraz.jp |
TERAZは受託開発からスタートし、現在はIT人材領域に注力している会社です。主力サービスであるRemoters(フリーランスエージェント)のほか、2025年には転職支援のカイタクエージェントも開始しています。
ミッションは「人と企業の可能性を発掘し、両者のポテンシャルを解放する」。少し大きな言葉ですが、地方在住のエンジニアでも東京の案件に参画できる仕組みを作っているあたり、言葉だけで終わっていない印象です。
TERAZの代表・今中更氏の経歴
TERAZを語る上で、代表の今中氏の経歴は外せません。
今中氏は京都産業大学を卒業後、IT人材系スタートアップのBranding Engineerで営業職を経験。その後、自身もフリーランスエンジニアとしてfreeeやAIトラベルのプロジェクトに参画しています。
つまり「営業」と「エンジニア」の両方を経験している人物です。この経歴は、TERAZのサービスに直接反映されています。
創業のきっかけは「フリーランスとして条件は良かったが、もっと大きな挑戦がしたかった」というシンプルなもの。学生時代にも起業経験があり、営業・エンジニア・起業の経験すべてを活かしてTERAZを立ち上げたとのことです。
TERAZが運営する2つのサービス
TERAZは現在、フリーランス向けと転職希望者向けの2つのサービスを運営しています。
Remoters(リモーターズ)— フルリモート特化のフリーランスエージェント
主な特徴:
- 取り扱い案件は100%フルリモート。「一部リモート」「週1出社」は含まない
- 月額70万円以上の高単価案件が中心
- 担当者のほとんどがフリーランスエンジニア出身。技術の話が通じる
- 経歴書のブラッシュアップ、税務相談、案件参画後のフォローまで対応
- 全国対応。沖縄から北海道まで、場所を問わず参画実績あり
Remotersの詳しいサービス内容やメリット・デメリットは、別記事で実体験ベースのレビューを書いています。
カイタクエージェント — 開拓型の転職支援サービス
TERAZが2025年8月に開始した正社員転職支援サービスです。LP公開は2026年2月末。
従来の転職エージェントが「既存の求人に人を当てはめる」のに対し、カイタクエージェントは「やりたいこと」起点で企業と役割を一緒に設計するというアプローチを取っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | カイタクエージェント |
| 対象 | IT職全般(エンジニア・セールス・マーケター・コンサル等) |
| 実績 | 書類通過率60%、平均年収+100万円(2025年8月〜の実績) |
| 対応エリア | 全国(面談はオンライン、電話も可) |
| 費用 | 完全無料 |
| LP | kaitaku-agent.jp |
ちなみにカイタクエージェントの公式キャラクターは「カイタ君」というペンギン。ファーストペンギン(=先陣を切る開拓者)にちなんだネーミングです。
カイタクエージェントの詳細レビューは以下の記事にまとめています。
TERAZの信頼性 — 上場企業グループ入りの意味
フリーランスエージェントを選ぶ上で、運営会社の財務基盤は見落としがちですが重要なポイントです。
2024年9月、東証グロース上場企業の株式会社cottaがTERAZの発行済株式の66.7%を取得し子会社化しました。
これが意味することは:
- TERAZのビジネスモデルが上場企業の審査を通過したという信頼の裏付け
- 財務基盤が強化され、サービスの継続性が高まった
- cotta社のDX推進にTERAZの技術力が活用される(グループシナジー)
売上は2022年9月期の5.29億円から2023年9月期には8.30億円へと前年比+57%の急成長を遂げています。小さなスタートアップとはいえ、数字を出している会社がグループ入りしたということは、経営の堅実さを示しています。
筆者がRemoters(TERAZ)を使って感じたこと
ここからは、筆者自身の実体験を率直にお伝えします。
良かった点
1. 担当者の対応品質が安定して高い
どの担当者もエンジニアのキャリアに対する理解が深く、こちらの希望を正確に汲み取ってくれます。「フルリモートで」「この技術スタックで」と伝えれば、ズレた案件が来ることはほぼありません。
2. 地方にいても高単価の案件に出会える
自分は以前沖縄に住んでいたこともあり、フルリモートで地方から東京企業の案件に参画できる点は非常にありがたいです。Remotersでは実際に地方在住だからといって案件の質が下がることはありません。
3. 経歴書のアドバイスが的確
経歴書(スキルシート)の書き方について、担当者から具体的なフィードバックをもらえます。「ここはもっとアピールしたほうがいい」「この書き方だと伝わりにくい」といった実務レベルの指摘で、面談通過率に直結しました。
気になった点
案件数は大手ほど多くない
これはフルリモートに絞っている以上、仕方ない面もあります。「とにかく多くの選択肢から選びたい」という方は、レバテックフリーランスやフリコンなど大手との併用がおすすめです。
福利厚生サービスはない
Midworksのような報酬保証や福利厚生パッケージは提供されていません。フリーランスとしての自己管理が前提のサービスです。
総合的に見て、「フルリモートで高単価の案件を探したい」「担当者の質を重視したい」というエンジニアには自信を持っておすすめできるエージェントです。
他のフリーランスエージェントとの比較(2026年版)
Remoters(TERAZ)と主要な競合エージェントを比較します。
| 項目 | Remoters |
レバテックフリーランス | Midworks | ITプロパートナーズ |
|---|---|---|---|---|
| リモート案件 | 全案件フルリモート | 一部リモート可あり | 一部リモート可あり | リモート案件多め |
| 案件数 | 少なめ(厳選型) | 非常に多い | 多い | 多い |
| 単価帯 | 高単価中心 | 幅広い | 幅広い | 幅広い |
| 支払いサイト | 30日 | 最短15日 | 20日 | 35日 |
| 福利厚生 | なし | 一部あり | 充実 | なし |
| 担当者の特徴 | エンジニア出身多数 | 専門チーム制 | キャリアアドバイザー | - |
| 転職支援 | あり(カイタク) | あり(レバテックキャリア) | なし | なし |
まとめ — TERAZはフルリモートで働きたいエンジニアの味方
株式会社TERAZは、2020年設立と若い会社ながら:
- フルリモート特化エージェント「Remoters」で着実に実績を積み上げ
- 2024年の上場企業グループ入りで財務基盤を強化
- 2025年からは転職支援(カイタクエージェント)も開始
と、フリーランスと転職の両方のキャリアパスをカバーできる数少ないエージェント企業に成長しています。
「場所に囚われずに働きたい」「フルリモートの高単価案件を探している」というエンジニアにとって、TERAZは信頼できるパートナーです。
まずは