- LION CRAFTの8種飲み比べセットが2,400ルピー(日本円で1,200円前後)。サービス料と税が加わって支払いは3,000ルピー台
- ここで飲める銘柄はほぼ市販されていない。唯一Thambpanni Redだけ翌日に瓶を買えた
- タップリストは6か月で入れ替え。定番として残る銘柄と入れ替わる銘柄がある
今回のスリランカ取材でいちばん楽しみにしていたのが、Playtrix Sports Bar and Cafeです。去年から調べていました。
そうなんです。ここにあるLIONのクラフトシリーズ8種類は、市販されていないものばかりで、缶でも瓶でも手に入りません。
- Playtrixはコロンボシティセンターの中にあります
- 8種飲み比べセットは2,400ルピー
- 1杯ずつの感想
- 甘めの銘柄が多いのがスリランカらしい
- タップリストは6か月で入れ替え
- 【2026年8月追記】Cucumber Limeを330mlで飲み直しました
- フードはVegan Polos Burger
- 会計は5,941.63ルピー
- 日本で買えるライオンビール
- まとめ
- よくある質問
- あわせて読みたい
- 関連リンク
Playtrixはコロンボシティセンターの中にあります
Colombo City Centre内のスポーツバーです。クリケットやサッカーの中継を流しながら飲む店で、LION CRAFTの取り扱いがあります。

入口にレーシングスーツの等身大パネルが立っていて、緑の丸看板に「Ice-Cold Draught」とあります。

店内は壁一面のスクリーンでクリケット中継が流れていました。ワールドカップや大きな試合があるときは、かなり賑やかになるはずです。

LION CRAFTの看板には「BREWED FOR THE ADVENTUROUS」とあります。
Lion Craft isn't just beer, it's a tribute to those who crave new experiences and daring flavors.
出典: 店内のLION CRAFT看板(2026年7月)
前日はポヤデーで飲めませんでした
実はこの前日にも来ています。そのときはポヤデー(満月の祝日)でアルコールの提供がありませんでした。
クラフトビールがあるか聞いたところ、今日はポヤデーなので出せない、明日なら出せると言われました。それで日を改めて出直しています。
スリランカのポヤデーは毎月あります。満月の日にビール目当てで行く予定なら、事前に確認したほうが確実です。
8種飲み比べセットは2,400ルピー
BEER TASTING TRAY(8 VARIETY)で2,400ルピー。ここにサービス料10%と税が乗ります。

セット自体は2,400ルピーで、日本円だと1,200円前後です。ただし注文するとき「税とかが入って3,000ルピー台になりますがいいですか」と確認されました。もちろん問題ありません。

グラスの手前に札が置かれていて、どれがどの銘柄か分かるようになっています。
飲み比べ以外の頼み方だと、330mlが800ルピー++、1.5Lピッチャーが3,000ルピー++、3Lタワーが5,750ルピー++です(入口の立て看板より)。
この日はPure Ceylon Tea Beerが売り切れで、代わりに好きなものを1種類あとから選ばせてもらいました。

タップバッジには度数とスタイルが書かれています。
1杯ずつの感想
Ella Valley White 5.5%

ベルジャンホワイト。ほのかな酸味と小麦感があって軽い口当たりです。
Cucumber Lime 5.5%

メロンのような香りと味わいでフルーティ。ふわっとした甘みがありますが、まったくくどくない。水のように軽く飲めます。
カナダのビールに近い感じで、8種類のなかでこれが圧倒的に好きでした。
思い出したのは、バンクーバーのStrathcona Beer CompanyがRewind Beer Co.と組んで造った「MELON PARTY」です。

Watermelon Goseで5.5%、473ml缶。缶を少し開けた瞬間からスイカの香りが立ちのぼって、それだけで十分でした。

THIS BRIGHT, TART GOSE FEATURES REAL WATERMELON PURÉE AND HARD CANDIES FOR A SWEET AND SOUR TWIST. LIGHTLY SALTED AND REFRESHINGLY CRISP.
出典: MELON PARTY の缶(Strathcona Beer Company)
スイカのピューレとキャンディを使った甘酸っぱいゴーゼで、軽い塩味が効いています。口に含むとスイカがジュワーッと広がって、酸味がいい。
Cucumber Limeの、フルーティで甘みがあるのにくどくない感じが、あの一本と重なりました。
Amber Ale 5.5%

シナモンのような香りがします。口当たりはまろやかで、麦芽の落ち着いた味わい。
Thambpanni Red 7.0%

レッドエールで、8種類のなかでいちばんアルコールを感じます。ベリーのような香り。アンバーエールと似ていますが、より深い味わいです。
Strawberry Lime 4.2%

これはいちごソーダです。甘いいちごの香りがして、味も割と甘め。ただギリギリ甘ったるくないラインなので、グイッと飲めます。
Spicy Ginger 5.5%

生姜の香りと炭酸。甘めです。これぞ正真正銘のジンジャービアだと思ってスタッフに言ったら笑っていました。
Jaggary Stout 6.0%

これが面白い一杯でした。香りの時点で甘く、ジャガリ(ヤシ糖)の濃い色がスタウトに溶け込んでいるのが分かります。
麦芽のロースト感とジャガリやココナッツのような甘い香り。味わいはスタウトの香ばしさと苦味のなかに甘みがあって、口に含んだ瞬間は青梅のような爽やかな後味がきます。
こういう副原料で遊ぶスタウトはココナッツやコーヒーを使った銘柄がありますが、飲んでもそこまで感じないことが多い。ポエムで押しているだけでは、と思うこともあります。
でもこれは飲む前の香り、飲んだときの味わい、後に抜ける香りがはっきり違うのが分かって面白い。
甘めの銘柄が多いのがスリランカらしい
8種類のうち、ストロベリーライム、スパイシージンジャー、ジャガリスタウト、キューカンバーライムと甘い方向の銘柄が目立ちます。
アンバーエールとレッドエールも甘めと言えば甘い部類なので、全体的にその傾向です。レシピを知りたくなりました。
正直なところ甘い系は後半になると少ししんどいと感じました。ストロベリーライム、スパイシージンジャー、ジャガリスタウトあたりです。
次に来るなら、キューカンバーライムを軽く1杯飲むくらいがちょうどいい。
スパイシージンジャーなどは「リアルジンジャービア」として売れば酒好きに受けそうだと思いました。
タップリストは6か月で入れ替え
スタッフに聞いたところ、タップリストは6か月で入れ替えるとのことでした。定番として残る銘柄と、入れ替わる銘柄があります。
| 扱い | 銘柄 |
|---|---|
| 入れ替わる | Amber Ale、Strawberry Lime、Spicy Ginger、Jaggary Stout |
| 変わらない | Ella Valley White、Thambpanni Red、Cucumber Lime |

メニューには各銘柄の説明と、330ml・1.5Lピッチャー・3Lタワーの価格が載っています。
これらの缶や瓶は売っていないとのことでした。Thambpanni Redだけは、ワインストアなら置いているかもしれないと教えてもらっています。
【追記】Thambpanni Redは本当に売っていました
翌日、Cargills Food City内の酒売り場で瓶を見つけて買えました。625mlで度数は7.0%、タップで飲んだものと同じです。

コロンボ7のCargills Food City(Ward Place店)に入っている酒売り場です。棚を見ていて、店員に聞いたら出てきました。

瓶のラベルは「TAMBAPANNI」表記でした。店の木札は「THAMBPANNI」、タップバッジは「Thambapanni」だったので、同じ銘柄で3通りの綴りがあることになります。

サイズは625mlの1種類だけで、330mlはありませんでした。1本だとやや多いですが、タップと同じものが持ち帰れます。
ほかの7種類は、この売り場では見つけられませんでした。
【2026年8月追記】買った瓶を宿で飲みました
Cargills Food Cityで買った625mlの瓶を、コロンボ7の宿の冷蔵庫で冷やしてから開けました。同じ銘柄ですが、タップで飲んだときよりスタウトっぽく感じます。
グラスに注ぐと赤黒い液色に、ベージュがかった厚い泡が乗ります。度数は7.0%です。
飲み比べのときはベリーのような香りでアンバーエールに近いと書きましたが、瓶で飲むと印象が変わりました。
Untappdでの登録スタイルはRed Ale - Imperial / Doubleで、説明には「roasted malt characteristics, with notes of coffee, chocolate, and caramel」とあります。スタウトやポーターと比べてホップの苦味を抑えている、とも書かれていました。
Untappd の Thambapanni Red(Lion Brewery Ceylon)
評価は5点満点の3.19で、426件が付いています。チェックインを見るとドラフトと瓶が大半ですが、缶で飲んでいる人もいました。
625mlは1人だと多いです。半分を少し過ぎたあたりで満足しました。
【2026年8月追記】Cucumber Limeを330mlで飲み直しました
飲み比べから3日後に再訪し、Cucumber Limeを330mlで頼みました。グラスと量が変わると、同じ銘柄でも感じ方が変わります。

19時前に着くと、前に来たときにいたアイヤーがカウンターに案内してくれました。スクリーンではdambulla対jaffnaのクリケットが流れています。
飲んでみると、メロンのような香りとほんのりした甘み。その奥にクリスピーさを感じます。テイスティンググラスのときと違って、グイッと飲めるのが330mlのいいところです。
ただ、やっぱり甘さは気になりました。飲み比べのときは「8種類のなかで圧倒的に好き」と書きましたが、1杯分をまとめて飲むと印象が変わります。もう満足したかな、という感想でした。
フレンチフライが30分待ちで、しかも冷たかった
そんなに腹が減っていなかったのでフレンチフライだけ頼んだところ、30分ほど待たされたうえに冷めていました。

混んでいたわけではありません。目の前でスタッフが3人ほど話しているのが見えていました。作ったものを出し忘れていたのだと思います。
ケチャップを出して1本食べたら冷たかったので、すぐにスタッフへ伝えました。2分ほどで熱いものが出てきます。

急いでいなかったので構いませんが、待たされたうえに冷たいものが出てくると気にはなります。言えばすぐ作り直してくれるので、そのときは黙って食べないほうがいいです。
同じ日にKolamba Kadeでも似たことがあったので、すぐ言う判断ができました。
隣ではテイスティングセットを頼んでいる人がいました。初めてなら、やはりあれを頼むのが正解だと思います。
フードはVegan Polos Burger
ジャックフルーツを使ったバーガーで2,000ルピー。オリーブオイルでマリネされたサラダとフライドポテトが付きます。

ポロス(ジャックフルーツ)のパティで、結構辛い。ボリュームもあって食べ応えがあります。ビールが進みました。
会計は5,941.63ルピー
8種セットとバーガーで、サービス料と税を含めて5,941.63ルピーでした。

| 項目 | 金額 |
|---|---|
| Vegan Polos Burger With Salad | 2,000.00 |
| BEER TASTING TRAY(8 VARIETY) | 2,400.00 |
| 小計 | 4,400.00 |
| サービス料 | 440.00 |
| 税 | 1,101.63 |
| 合計 | 5,941.63 |
サービス料と税で1,541ルピー、小計の35%ほどが上乗せされます。
日本で買えるライオンビール
ここまで書いてきたクラフトシリーズは日本では手に入りませんが、市販されているライオンビールなら通販で買えます。スリランカで飲んだあの味を思い出したいときに。

ライオン(Lion Beer) 【WEB限定】ライオンビール瓶 飲み比べBOX [ スリランカ 330mlx6本 ]
現地のスーパーやバーで飲めるラガー系についてはスリランカのビール4種を飲み比べた記事にまとめています。
まとめ
- Playtrixの8種飲み比べセットは2,400ルピー(日本円で1,200円前後)。サービス料と税が加わって支払いは3,000ルピー台
- ここで飲めるLION CRAFTはほぼ市販されていない。Thambpanni Redだけスーパーの酒売り場で625ml瓶を買えた
- 個人的にいちばんよかったのはCucumber Lime。軽くてくどさがない
- Jaggary Stoutは副原料の香りと味がはっきり出ていて面白い。甘い銘柄が多いので後半は重く感じる
- タップリストは6か月で入れ替え。Ella Valley White、Thambpanni Red、Cucumber Limeは定番として残る
よくある質問
- 飲み比べセットはいくらですか?
- BEER TASTING TRAY(8 VARIETY)が2,400ルピーです。これにサービス料10%と税が加算され、実際の支払いは3,000ルピー台になります(2026年7月時点)。
- LION CRAFTのビールはスーパーで買えますか?
- 飲み比べセットの8種類のうち、Thambpanni Redだけは翌日にCargills Food City内の酒売り場で瓶を買えました(625ml・ABV 7.0%)。ほかの銘柄は店でも「缶や瓶での販売はない」と言われ、売り場でも見つかりませんでした(2026年7月時点)。
- どの銘柄がおすすめですか?
- Cucumber Lime(5.5%)です。メロンのような香りで軽く、くどさがありません。変わり種を試したいならJaggary Stout(6.0%)が面白く、ジャガリやココナッツのような甘い香りとスタウトの苦味がはっきり出ています。
- タップリストは変わりますか?
- 6か月で入れ替えるそうです。Amber Ale、Strawberry Lime、Spicy Ginger、Jaggary Stoutは入れ替わる予定で、Ella Valley White、Thambpanni Red、Cucumber Limeは変わらないとのことでした(2026年7月時点)。
- ポヤデーでも飲めますか?
- 飲めませんでした。ポヤデー(満月の祝日)に行ったときはアルコールの提供がないと言われ、翌日に出直しています。