- 2日連続で通った鶴亀食堂のカツオレアカツは遠洋一本釣り漁船のカツオで、中レア外サクサク
- 「いってらっしゃい」で送り出してくれる漁師町の食堂ならではの温かさ
- 帰りに寄ったSakura BreweryでEarl Grey Pale Aleなど缶5本を旅土産に
気仙沼・陸前高田クラフトビール旅の最終日、3日目です。
1日目はBlack Tide Brewingのビアフライト、2日目は津波伝承館と発酵パークCAMOCYを巡りましたが、最終日は雨。コンパクトに、お気に入りの場所を回って帰ります。
- 鶴亀食堂のカツオレアカツ
- アンカーコーヒーで黒蜜ほうじ茶ラテ
- 北上市・Sakura Breweryで缶5本
- 花巻空港——龍泉洞ヨーグルトとさくらんぼラガー
- 3日間を振り返って
- 気仙沼・北上旅行の予約はこちら
- 【追記 2026-04-07】Lemon Wheat Sour を開栓
- 【追記 2026-04-08】Apple Pilsner を開栓
- まとめ
鶴亀食堂のカツオレアカツ
最終日は雨。2日目の記事で「発酵食堂やぎさわのとんかつ」を食べる予定と書いていましたが、陸前高田まで往復する時間を考えて断念。結局、2日連続で鶴亀食堂に来ました。
この日はカツオのレアカツを注文。1日目から気になっていたメニューです。
中はレア、外はサクサク。これは最高に美味い。タルタルソースとポン酢の2種類で食べられます。とんかつはあまり食べないのですが、魚のフライはめちゃくちゃ好きで、こういうカツオやマグロのレアカツは食べる機会が少ないだけに嬉しい。
2日目のカツオ漬け丼も美味しかったのですが、個人的にはレアカツの方が好みでした。
遠洋船「第18亀洋丸」のカツオ
このカツオは遠洋カツオ一本釣り漁船「第18亀洋丸」で獲れたものだそうです。気仙沼は生鮮カツオの水揚げで有名な港町。遠洋で獲れたカツオをそのまま食堂で食べられるのは、この場所ならではの贅沢です。
小鉢には3品。ほうれん草、キャベツの和え物、そしてメカジキのレバーのようなもの。レバーは正直苦手なのですが、これは弾力があって砂肝のような食感。粉っぽさがなく食べやすかったです。
ちなみに地元の方はメカジキのことを「メカ」と呼ぶそうです。
「いってらっしゃい」——漁師町の食堂
鶴亀食堂を出る時、店員さんに「いってらっしゃい」と声をかけられます。
これは1回目の訪問の時からずっとそうで、お客さん全員に言っていました。漁師さんが漁に出る町だから、「いってらっしゃい」は自然な送り出しの言葉なのだと思います。遠洋漁業で何ヶ月も海に出る人もいるわけですから。
以前、沖縄で毎日通っていたジバゴコーヒーロースタリーも「いってらっしゃい」と言ってくれるお店でした。こういう送り出し方をしてくれるお店は、自然とまた来たくなります。
アンカーコーヒーで黒蜜ほうじ茶ラテ
鶴亀食堂の後はアンカーコーヒーへ。こちらも2日連続です。
2日目はテイクアウトでテラス席でしたが、今日は雨なので店内でゆっくり。黒蜜ほうじ茶ラテを注文しました。アップルシナモンラテとも迷いましたが、やっぱりほうじ茶系にしてしまう。
ANCHOR COFFEE FAMILYのマグカップにラテアート。ほうじ茶の風味に黒蜜の甘みが加わって、2日目のほうじ茶ラテとはまた違う味わいです。
窓の外は雨の気仙沼港。3日間お世話になった街ともこれでお別れです。
北上市・Sakura Breweryで缶5本
ホテルをチェックアウトし、花巻空港方面へ。途中、北上市にあるSakura Brewery(さくらブルワリー)に寄りました。
アメリカンワールドの前にあるブルワリー
Sakura Breweryは2015年に北上市で醸造を開始したマイクロブルワリーです。北上展勝地の桜から分離した酵母で醸造した「Sakura Ale」が看板商品。
ブルワリーの目の前にはアメリカンワールドというショッピングモールがあり、観覧車が目印。沖縄の北谷にあるアメリカンビレッジを思い出しました。
13時すぎに着いた時は閉まっているように見えたのですが、ちょうどスタッフさんが車で来て開けてくれました。ラッキーでした。見学もやっているようですがホームページを見ると現在は休止中とのこと。
Earl Grey Pale AleとApple Pilsner
缶と瓶がずらりと並ぶショーケース。カラフルな缶のデザインが目を引きます。
目当てのEarl Grey Pale AleとApple Pilsnerがちゃんと売っていたのでまず一安心。それに加えてLemon Wheat、展勝地 さくら、Ibuki Hop Winter Whiteの3本も選んで、計5本を購入しました。
Earl Grey Pale Aleは紅茶とベルガモットの香りを使ったイングリッシュペールエールで、ABV 5.0%。白鳥のイラストが描かれた缶デザインも素敵です。こちらは後日レビュー予定。
Sakura Brewery 店舗情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 店名 | Sakura Brewery(さくらブルワリー) |
| 住所 | 岩手県北上市大通り4丁目8-5 |
| 公式サイト | https://nyckrishna.wixsite.com/sakurabrewery |
| オンラインショップ | https://sakurab.theshop.jp/ |
| ふるさと納税 | あり |
| 備考 | 醸造所見学は現在休止中(2026年3月時点) |
※営業時間・定休日・価格は変更の可能性があります
花巻空港——龍泉洞ヨーグルトとさくらんぼラガー
空港に到着。ガソリンを入れてレンタカーを返却しました。ちなみにレギュラー149円。以前住んでいた沖縄では220円台だったので、かなり助かります。
保安検査前の売店で龍泉洞のヨーグルトを見つけて飲みました。去年龍泉洞に行った時のことを思い出します。牛乳の味がしっかりしていて美味しい。
保安検査場を通った後の売店では、山形県産さくらんぼクラフトラガーを発見。ラベルがかわいらしくて即買い。440円。
UTAGE BREWING × JAL × JR東日本のコラボ商品で、天候不順で規格外になったさくらんぼと社員食堂の余剰米を使って造られた発泡酒です。アップサイクルの取り組みとしても面白い。
朝の便(JAL2180、09:20発)が花巻空港周辺の視界不良で飛ぶか怪しかったのですが、無事出発したようで一安心。去年旭川でフライト欠航をくらったこともあって、帰りの天候はいつも気になります。
待合室で大声で電話している方がいて、正直なところ不快でした。周囲に聞こえているのにずっと仕事の文句を話し続けている。空港は電話している人が多いとはいえ、もう少し配慮がほしいところです。
フライトは微妙に出発が遅れましたが、無事に伊丹に到着。
3日間を振り返って
気仙沼・陸前高田の2泊3日。クラフトビールと震災遺構を目当てに来ましたが、それ以上に食と人の温かさに触れた旅でした。
2日連続で通った鶴亀食堂、2日連続で寄ったアンカーコーヒー、津波伝承館で感じた「今旅行できていること自体の貴重さ」。そして最終日に寄ったSakura Breweryで、岩手のクラフトビールシーンの広がりも知ることができました。
最近は帰りのフライトで遅延や欠航に遭うことが増えて、飛行機旅行のリスクを感じています。しばらくは特急や新幹線で行ける範囲の旅行にしようかと思っていますが、それでもまた気仙沼には来たい。また気仙沼に来たら、まず鶴亀食堂に行くと思います。
気仙沼・北上旅行の予約はこちら
今回宿泊したサンマリン気仙沼ホテル観洋は、海を一望できる高台の温泉ホテルです。
【追記 2026-04-07】Lemon Wheat Sour を開栓
旅から戻ってきて、Sakura Breweryで買ってきた5本のうちまずLemon Wheat Sourを開けてみました。
公式情報によると、Lemon Wheat Sourはウィートビールの甘みにレモンホップの香り、そしてレモンまるごとのエキスとピューレを加えた発泡酒です。酸味と甘み、ほのかな苦みのバランスが特徴で、アルコール度数・炭酸ともにやや低めの軽快な仕上がりになっているとのこと。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スタイル | 発泡酒(麦芽使用率50%以上) |
| アルコール分 | 4% |
| 内容量 | 350ml |
| 主な原材料 | カナダ産モルト、フレークオーツ、フレークウィート、レモンピューレ、ホップ、レモンエッセンス |
| 保存 | 要冷蔵 |
実際に飲んでみると、みずみずしいレモンの香りと味わいがしっかり感じられて、炭酸も控えめなのでゴクゴク飲めます。グラスに注ぐとレモンティーのような色合いで、ほどよい甘酸っぱさも心地いい。個人的にはレモン版シードルのような感覚で、サワー慣れしていない人にも入りやすい1本だと思いました。
残り4本(Earl Grey Pale Ale、Apple Pilsner、展勝地さくら、Ibuki Hop Winter White)は追って開けていこうと思います。
【追記 2026-04-08】Apple Pilsner を開栓
続いてApple Pilsnerも開けてみました。Earl Grey Pale Aleと並んで、今回のSakura Brewery訪問で一番の目当てにしていた1本です。
公式情報によると、Apple Pilsnerはピルスナーをベースに、青りんごピューレと地元・北上市の伊藤農園のジョナゴールド果汁100%を加えた発泡酒。甘酸っぱくフレッシュな味わいが特徴とのこと。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スタイル | 発泡酒(麦芽使用率50%以上) |
| アルコール分 | 5% |
| 内容量 | 350ml |
| 主な原材料 | 麦芽(ドイツ製造)、りんご果汁、りんごピューレ、ホップ、コリアンダーシード |
| 保存 | 要冷蔵 |
グラスに注ぐ前から、香りはまさにリンゴジュース。青りんごの爽やかさがふわっと立ち上がって、最初は完全にシードル寄りかと思いました。ところが味わってみると、思ったほどリンゴは主張せず、むしろドライでキレのあるピルスナー。香りとのギャップが面白い。
後味はすっきりしていて、とても飲みやすい軽さ。ピルスナーの芯はしっかり残っていて、何杯でもいけてしまいそうな危うさがあります。リンゴで尖らせるのではなく香りのアクセントとして使っている感じで、クラフトビール初心者にも勧めやすい1本でした。
残り3本(Earl Grey Pale Ale、展勝地さくら、Ibuki Hop Winter White)は追って開けていこうと思います。
まとめ
気仙沼・陸前高田を巡った2泊3日のクラフトビール旅、最終日は雨の中コンパクトに締めくくりました。
- 鶴亀食堂は2日連続で通った。カツオのレアカツは遠洋一本釣り漁船のカツオで、中レア外サクサクの最高の一品
- 「いってらっしゃい」と送り出してくれる漁師町の食堂。また行きたい
- アンカーコーヒーの黒蜜ほうじ茶ラテで雨の最終日をゆったり過ごす
- Sakura Breweryは花巻空港から車30分の穴場。Earl Grey Pale Aleなど缶5本を旅土産に
- さくらんぼクラフトラガーはJAL×JR東日本×UTAGE BREWINGのアップサイクルコラボ