- ジェフリー・バワはスリランカが誇る「熱帯建築の父」。自然と建築を融合させた設計思想で世界的に知られる建築家
- Heritance Kandalama(宿泊)・Lunuganga(見学)・Jetwing Lighthouse(宿泊)の3スポットを複数回の渡航で訪問
- 建築の知識がなくても、泊まるだけで「バワが何を見せたかったか」が体感でわかるのがバワ建築の凄さ
スリランカのバワ建築を巡る|Kandalama・Lunuganga・Jetwing Lighthouse
ジェフリー・バワ(1919-2003)はスリランカの熱帯モダニズム建築の先駆者。僕が訪れたHeritance Kandalama・Lunuganga・Jetwing Lighthouseの3スポットを紹介します(2026年3月時点)。
- スリランカのバワ建築を巡る|Kandalama・Lunuganga・Jetwing Lighthouse
- ジェフリー・バワとは
- Heritance Kandalama — 「一生ここに居たい」と思ったホテル
- Lunuganga — バワの設計哲学に直接触れる
- Jetwing Lighthouse — 初渡航の衝撃
- バワ建築を巡るモデルルート
- 記事で紹介したホテルの予約
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
ジェフリー・バワとは
ジェフリー・バワ(1919-2003)はスリランカ出身の建築家。イギリスで法律を学び30代で建築に転向、熱帯モダニズム建築の先駆者として国会議事堂やバンダラナイケ国際会議場を設計しました(2026年3月時点)。
ジェフリー・バワ(Geoffrey Bawa, 1919-2003)は、スリランカ出身の建築家です。
「熱帯モダニズム建築」の先駆者として、自然環境と建築を融合させる設計思想で世界的な評価を受けています。
イギリスで法律を学んだ後、30代で建築に転向するという異色の経歴の持ち主。スリランカ国会議事堂(コッテ)、バンダラナイケ国際会議場をはじめ、数多くのホテルや公共施設を設計しました。
バワの建築に共通するのは「建物の中にいながら、外の自然を感じられる」こと。壁を極限まで排し、風・光・緑を室内に取り込む設計は、スリランカの気候と完璧にマッチしています。
Heritance Kandalama — 「一生ここに居たい」と思ったホテル
Heritance Kandalamaはダンブッラ近郊カンダラマ湖畔の、バワが手がけた唯一の内陸ホテル。岩山の斜面に沿い建物が自然に溶け込む設計で、僕は2018年10月末〜11月初旬に宿泊しました(2026年3月時点)。
バワが設計した唯一の内陸ホテルとは?
Heritance Kandalama(ヘリタンス・カンダラマ)は、ダンブッラ近郊のカンダラマ湖畔に建つリゾートホテルです。
バワが手がけたホテルの多くは海沿いに立地していますが、Kandalama はバワが設計した唯一の内陸ホテル。岩山の斜面に沿って建てられており、遠くから見ると建物が自然に溶け込んで見えます。
2018年10月末〜11月初旬に宿泊しました。
「ウロウロせずに部屋で本を読む。最高」
チェックインしてすぐに感じたのは、「ここでは何もしなくていい」という開放感です。
観光名所を巡るために早起きする必要もなく、ただ部屋やテラスで過ごすだけで満足できる。バワ建築のホテルには、そういう力があります。
モーニングビュッフェとハイティーはどんな体験?
朝食はビュッフェ形式。
ハイティーもリクエストして体験しました。ライブミュージックを聴きながらのカフェラテは格別でした。
ハロウィンの時期だったこともあり、ハロウィンのケーキも出てきましたが「クオリティが凄すぎる」と驚きました。
自然との共存を体現するディテール
Kandalama のあちこちに、バワの設計哲学が宿っています。
- 窓のふくろう装飾: 古代ギリシャの「森の賢者」の象徴。自然の中に知恵があるというメッセージ
- 猿が自由に歩き回る敷地: 人間が自然の中にお邪魔しているという感覚
- 廊下から見える湖と山: どの角度からでも自然が視界に入る設計
Lunuganga — バワの設計哲学に直接触れる
Lunugangaはベントータ近郊のバワの個人邸宅兼庭園。入場料15USD、ガイドツアー11時/14時/15時の3回・所要約1時間。僕は2023年7月に見学し、随所に意図がある作りに鳥肌が立ちました(2026年3月時点)。
バワの個人邸宅兼庭園
Lunuganga(ルヌガンガ)は、ベントータ近郊にあるジェフリー・バワの個人邸宅兼庭園です。
2023年7月に見学しました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 入場料 | 15 USD(外国人料金) |
| ガイドツアー | 11時・14時・15時の3回のみ |
| 所要時間 | 約1時間 |
| 予約 | 推奨(当日枠が埋まることもあり) |
ツアーガイド必須なので、到着後すぐに入れるわけではありません。ツアー開始時間に合わせて訪問してください。
すべてが「意図的にデザイン」されている
Lunuganga で最も印象的だったのは、何気ない場所に全部意味があることです。
庭園内の湖にはワニ(Kimbula)が棲んでいます。自然と共存するバワの思想が、自邸でも貫かれています。
建築好きでなくても行く価値はある?
Lunuganga は「建築好き向け」とよく紹介されますが、建築の専門知識がなくても十分楽しめます。
ガイドが一つずつ丁寧に解説してくれるので、「なぜここにこの椅子があるのか」「なぜこの角度に窓があるのか」を体感で理解できます。
Jetwing Lighthouse — 初渡航の衝撃
Jetwing Lighthouseはゴールにあるバワデザインのホテルで、僕が2016年7月の人生初スリランカ渡航で宿泊。5つ星ライス&カリーやインド洋眺望が「もう一度来たい」と思わせた地点です(2026年3月時点)。
スリランカで最初に泊まったホテルはどこ?
2016年7月、人生初のスリランカ渡航。ゴールのJetwing Lighthouse Hotel & Spaに宿泊しました。
5つ星のライス&カリーに衝撃
Jetwing Lighthouseの5つ星ライス&カリーは、スリランカ料理の概念を変えてくれた一皿でした。
トゥナパハ(スパイスミックス)のレシピも教わり、帰国後のMaLankaの営業に活かすことができました。
インフィニティプールからはインド洋が一望でき、ゴールの旧市街も近いのでロケーションも申し分ありません。
バワ建築を巡るモデルルート
3スポットは離れていて1日で回るのは非現実的。Jetwing Lighthouseはゴール、Lunugangaはベントータ、Heritance Kandalamaはシーギリヤと組み合わせ、1箇所ずつ滞在がおすすめです(2026年3月時点)。
3スポットは地理的にバラバラなので、1日で回るのは現実的ではありません。スリランカ旅行の行程に組み込む形をおすすめします。
| スポット | エリア | 組み合わせ先 |
|---|---|---|
| Jetwing Lighthouse | ゴール | ゴール旧市街、ヒッカドゥワ |
| Lunuganga | ベントータ | ベントータビーチ、ブリーフガーデン |
| Heritance Kandalama | ダンブッラ | シーギリヤ、ダンブッラ石窟寺院 |
記事で紹介したホテルの予約
紹介した3つのバワ建築(Heritance Kandalama / Jetwing Lighthouse / Lunuganga)はExpediaから予約可能で、航空券との同時手配で割引対象になるケースもあります(2026年3月時点)。
記事で紹介した3つのバワ建築は、いずれもExpediaから予約できます。
- Heritance Kandalama(ヘリタンス カンダラマ)をExpediaで見る
- Jetwing Lighthouse(ジェットウィング ライトハウス)をExpediaで見る
- Lunuganga Estate(ルヌガンガ エステート)をExpediaで見る
- スリランカへの航空券をExpediaで探す
よくある質問(FAQ)
Q. バワ建築の3スポットはどの順で訪れるべき?
- 地理的に分散しているため1回の渡航で全制覇は非現実的です。ゴール周辺ならJetwing Lighthouse、ベントータ滞在ならLunuganga、世界遺産シーギリヤ訪問とセットならHeritance Kandalamaを選ぶのが現実的。僕も3回の渡航に分けて訪問しました。
Q. Lunungangaは予約必須?
- 推奨です。ガイドツアー制で11時・14時・15時の1日3回のみ、所要約1時間。当日枠が埋まることもあるため、訪問予定日が決まっているなら事前に公式サイトから予約しておくと安心です。入場料は外国人15USDです。
Q. Heritance Kandalamaの最適な宿泊シーズンは?
- ダンブッラ周辺は乾季(12〜3月)が観光に最適ですが、Kandalama自体は屋内中心の体験なので雨季でも問題ありません。むしろ雨季は割引価格になることが多く、ホテル内ステイ派には狙い目です。僕は2018年10月末〜11月初旬に宿泊しました。
Q. Jetwing Lighthouseのおすすめプランは?
- インフィニティプール付きの海側ルームが最もバワ建築を体感できます。5つ星ライス&カリーがあるメインダイニングでの夕食は外せません。ゴール旧市街まで徒歩圏なので、世界遺産観光と組み合わせると1泊2日で十分楽しめる構成です。
Q. 建築の知識がなくてもバワ建築は楽しめる?
- 楽しめます。Lunugangaはガイドが「なぜここに椅子があるのか」「なぜこの角度に窓があるのか」を一つずつ解説してくれるため、専門知識不要で意図を体感できます。Kandalama・Jetwing Lighthouseは宿泊するだけで設計思想を肌で感じられる構成です。
まとめ
バワ建築の魅力は、「建物を見る」のではなく「建物の中で過ごす」ことで初めてわかります。
Kandalama では「一生ここに居たい」と思い、Lunuganga では「すべてが意図的にデザインされている」ことに鳥肌が立ち、Jetwing Lighthouse では「スリランカ料理の概念」が変わりました。
バワの建築は、スリランカの自然・気候・文化と完全に一体化した「体験そのもの」です。スリランカを訪れるなら、一つでもバワ建築に泊まってみることをおすすめします。
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