- 2025年のふるさと納税でクラフトビール5種類を取り寄せて全部飲んだ正直レビュー
- コスパ最強は高知の山本麦酒(12,000円/5本)。毎日飲みたいレベル
- 1つは品切れキャンセルに。ふるさと納税でも油断できない話
2025年9月、今年のふるさと納税どうしようかなと考えたとき、「全部クラフトビールに突っ込んだら面白いのでは?」と思い立ちました。
全国5つのブルワリーからビールを取り寄せました。
合計119,500円。全部届いて、全部飲みました。
この記事では、実際に届いたビールを1本ずつ飲んだ感想を正直に書いていきます。品切れでキャンセルになった悲しいエピソードも。
- ふるさと納税で選んだクラフトビール5選+キャンセル1件
- Brasserie Knot(北海道鶴居村)|花鳥風月の名を持つビール
- 桃の誘惑 トヨオカフルーツエール(長野県豊丘村)|桃果汁で作った発泡酒
- 山本麦酒(高知県南国市)|2025年ふるさと納税のベスト
- Black Tide Brewing(宮城県気仙沼市)|既存レビューあり
- West Coast Brewing(静岡県)|定期便で3ヶ月届く
- 【悲報】CRAFTBANK 丹波三宝セットは品切れキャンセル
- ふるさと納税でクラフトビールを選ぶときのポイント
- 2025年ふるさと納税クラフトビール 比較表
- ふるさと納税でクラフトビールを買うならここもチェック
- まとめ|ふるさと納税はクラフトビール開拓に最適
ふるさと納税で選んだクラフトビール5選+キャンセル1件
2025年9月にふるさとチョイスで申し込んだクラフトビールの一覧です。
| ブルワリー | 地域 | 寄付額 | 本数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| Brasserie Knot | 北海道鶴居村 | 20,000円 | 6本 | 定番4種+期間限定GINRIN |
| Black Tide Brewing | 宮城県気仙沼市 | 22,500円 | 6本 | できたて直送 |
| 桃の誘惑(トヨオカフルーツエール) | 長野県豊丘村 | 15,000円 | 6本 | 桃の地ビール |
| 山本麦酒 | 高知県南国市 | 12,000円 | 5本 | コスパ最強 |
| West Coast Brewing | 静岡県 | 50,000円 | 4本×3ヶ月 | 定期便 |
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品切れキャンセル |
合計: 119,500円(控除限度額の範囲内)
ここからは、各ブルワリーのビールを飲んだ感想を書いていきます。
Black Tide BrewingとWest Coast Brewingは以前にレビュー記事を書いているので、この記事では残りの3つを中心にレビューします。BTBとWCBの詳しいレビューは記事後半にリンクを貼っています。
Brasserie Knot(北海道鶴居村)|花鳥風月の名を持つビール
北海道鶴居村にあるBrasserie Knot(ブラッスリー・ノット)。廃校になった小学校の体育館を改装して作られたマイクロブルワリーです。2022年に醸造を開始したまだ新しいブルワリー。
鶴居村といえばタンチョウの生息地として有名ですが、少し前にタンチョウの保護活動への寄付をしたこともあって、「また鶴居村に寄付できるんだ」と嬉しくなってここを選びました。
届いた6本のラインナップ
定番の「花鳥風月」4種と、期間限定のGINRINが2本。
| 銘柄 | スタイル | ABV | IBU |
|---|---|---|---|
| FLOWER | Belgian Wit | 4.5% | 11 |
| BIRD | Pale Ale | 5.0% | 30 |
| WIND | IPA | 6.0% | 56 |
| MOON | Double IPA | 8.0% | 70 |
| GINRIN | Session IPA | 4.0% | 30 |
缶のデザインがめちゃくちゃおしゃれ。「Brewed in Tsurui Village Hokkaido」の文字が誇らしげに入っています。
GINRINを飲んでみた
期間限定のGINRIN(Session IPA)。ABV 4.0%でIBU 30。
IPA自体は好きなんですが、正直に言うとGINRINに使われているホップの系統が個人的にちょっと苦手でした。マンゴーやピーチ系のトロピカルなアロマが特徴のホップで、4%と軽くてスイスイ飲める口当たりではあるんですが、この系統のホップの風味が自分の好みから少しズレている感じ。
ただ、FLOWER(Belgian Wit)やBIRD(Pale Ale)は普通に美味しかったです。特にFLOWERはコリアンダーとオレンジピールが効いていて、ベルジャンウィット好きにはおすすめ。
Brasserie Knot まとめ
- おすすめ度: ★★★☆☆(好みが分かれる)
- 寄付額: 20,000円 / 6本(1本あたり約3,333円の寄付)
- こんな人に: IPA系が好きな人、デザイン性の高い缶を楽しみたい人
桃の誘惑 トヨオカフルーツエール(長野県豊丘村)|桃果汁で作った発泡酒
長野県豊丘村の特産品、桃「あかつき」を使ったフルーツエール。販売元は「豊かな丘」で、製造は南信州ビール株式会社(長野県上伊那郡宮田村・駒ヶ岳醸造所)への委託醸造です。
330mlの瓶タイプで、ラベルがかわいい。
飲んでみた感想
グラスに注ぐと濁りのある黄金色。
淡く桃の香りがして、口に含むと桃の果実感がふわっと広がります。ただ、桃が前面にドンと出てくるわけじゃない。全体的に桃が「居る」感じ。
裏ラベルを見ると、原材料の一番最初に「桃果汁(豊丘村産)」。発泡酒(非熱処理)で麦芽使用比率25%未満なので、分類としては発泡酒です。原材料の構成を見たら桃が前面に出てきそうなものですが、意外とバランスが取れている。
冷蔵庫から出してしばらく経つと、より桃の香りが開いてきました。温度が上がると香りが立つタイプ。
ちなみに、届いてから5ヶ月ほど冷蔵庫で寝かせてから飲んだ1本は、二次発酵が進んでいたのか、栓を開けた瞬間に泡が吹いてきました。賞味期限(25.10.21)は少し過ぎていたので自己責任ですが、味自体は問題なし。早めに飲むのが吉。
桃の誘惑 まとめ
- おすすめ度: ★★★★☆(フルーツビール好きなら)
- 寄付額: 15,000円 / 6本(1本あたり2,500円の寄付)
- こんな人に: フルーツビール好き、甘すぎないフルーツエールを探している人
- 注意: 年1回仕込みの期間限定。賞味期限が短めなので早めに飲むこと
山本麦酒(高知県南国市)|2025年ふるさと納税のベスト
今回のふるさと納税で一番気に入ったのが、高知県南国市の山本麦酒です。
公式サイトを見た瞬間にやられました。
クラフトビールブームにのって、色々なユニークなビールが人気を博していくのを肌で感じていくなか「ビールはもっと無骨で素朴で良いんじゃないか」と妙な違和感を感じ始めた。様々なスタイルのビールを否定もしないが潮流に乗るつもりも全くない。そんな俺達が立ち上げた小さな醸造所。「旨いビールってこんなもんだったでしょ」
兄弟2人で運営しているローカルブルワリー。2019年に高知県南国市で醸造を開始。母体はドイツビール店「カフェジュエル ケーニッヒ」(2008年開業)。
狼煙(NOROSHI)|鰹節入りのラオホ
まず驚いたのが狼煙(NOROSHI)。スタイルはラオホ(Rauch = 燻製ビール)で、原材料に「鰹節」が入っている。
Rauchビール自体が燻製麦芽を使った独特のスタイルですが、そこに鰹節を加えるのは初めて見ました。グラスに注ぐと琥珀色。飲むとスモーキーな香りの奥にうっすら出汁感がある、不思議な味わい。
2025年9月に旭川でシュレンケルラのラオホ メルツェンを飲んで以来、2回目のラオホ体験でした。
白鯨(HAKUGEI)|軽めのウィート
白鯨(HAKUGEI)はウィートスタイルで4.0%。淡い黄金色で、エステルや甘みが控えめ。「土佐酒のようにスッキリ」という公式の表現どおり、さらっと飲めます。
弾丸(DANGAN)|今回のMVP
5つのブルワリー、合計20本以上飲んだ中で一番美味しかったのが弾丸(DANGAN)。
スタイルはHPA(ホッピーペールエール)。山本麦酒の造語らしい。ABV 5.0%でホップはCitra、Simcoe、Galaxy、Calypso。
色合いがアンバーエールに近い茶色寄りで、見た目からして好み。飲むとシトラス系のアロマがふわっと来て、苦味は越後ビールのフライングIPAに似ている感じ。ただ、あれよりは苦味を抑えていて、めちゃくちゃ飲みやすい。
猪鹿蝶(INOSIKACHOU)|果汁+紅茶のフルーツセゾン
猪鹿蝶はフルーツセゾンで5.0%。オレンジ・マンゴー・パイナップルの果汁に紅茶を加えたビール。
開けた瞬間、一瞬だけホップの香りがしたけど、すぐにフルーティな香りに変わりました。すっきりした後味で、酸味はほとんどなし。紅茶のタンニンがいい仕事をしている印象。ゴーゼに近い香りも少し感じました。
山本麦酒 まとめ
- おすすめ度: ★★★★★(文句なし)
- 寄付額: 12,000円 / 5本(1本あたり2,400円の寄付で、コスパ最強)
- こんな人に: 飾らないビールが好きな人、毎日飲めるクラフトビールを探している人
- 公式通販: 1本770円(税込)。ふるさと納税以外でも買えます
Black Tide Brewing(宮城県気仙沼市)|既存レビューあり
22,500円で6缶セット。気仙沼のBlack Tide Brewingは以前にレビュー記事を書いています。
ふるさと納税だと「できたて直送」で届くのがポイント。鮮度が命のクラフトビールを最短で届けてもらえるのはありがたい。
詳しいレビューはこちらの記事をどうぞ。
West Coast Brewing(静岡県)|定期便で3ヶ月届く
50,000円の定期便で、500mL缶4本が3ヶ月連続で届きます。合計12本。
WCBは静岡のブルワリーで、何度も飲んでいるお気に入り。ふるさと納税で定期便があると知って即決しました。
毎月届く「お楽しみセット」なので、銘柄を選べないのがギャンブル要素。でも逆に言えば、自分では選ばない銘柄に出会えるチャンスでもあります。
WCBのレビュー記事はこちら。
ブルワリー併設のレストランにも行ったことがあります。
【悲報】CRAFTBANK 丹波三宝セットは品切れキャンセル
6つ目として申し込んでいたのが、京都府福知山市のCRAFTBANKが作る「丹波三宝セット」(18,000円)。丹波栗、丹波大納言小豆、丹波黒豆を使ったクラフトビール6本セットです。
実はこのビール、以前から気になっていて通販で探したことがあったんですが、売り切れ。今回ふるさと納税で見つけて「ここで買えるんだ!」と嬉しくなって即申し込みました。
ところが、2025年10月に「生産終了のためお届けできません」と連絡が。
「他の返礼品に変更もできます」とのことでしたが、キャンセルにしてもらいました。カード払いだったので口座に返金。
ふるさと納税でも品切れ・生産終了はあり得るので、人気のクラフトビールは早めに申し込むのが吉です。
ふるさと納税でクラフトビールを選ぶときのポイント
実際に5つのブルワリーから取り寄せてみて感じたことをまとめます。
控除限度額は事前に確認
ふるさと納税の控除限度額は所得に応じて変わります。毎年変わるので、必ず事前にシミュレーションしましょう。
小さいブルワリーを選ぶメリット
大手のビール(アサヒ、キリン等)もふるさと納税で人気ですが、個人的には小さいブルワリーを選ぶほうが「ふるさと納税感」があると思っています。
- 普段の流通では手に入りにくいビールが届く
- 地域の小さな醸造所を直接応援できる
- 「できたて直送」で鮮度が高いものが届くこともある
定期便という選択肢
WCBの定期便(50,000円 / 4本×3ヶ月)は寄付額が大きいですが、毎月届くワクワク感があります。限度額に余裕がある人にはおすすめ。
2025年ふるさと納税クラフトビール 比較表
| 項目 | Brasserie Knot | 桃の誘惑 | 山本麦酒 | BTB | WCB |
|---|---|---|---|---|---|
| 地域 | 北海道鶴居村 | 長野県豊丘村 | 高知県南国市 | 宮城県気仙沼市 | 静岡県 |
| 寄付額 | 20,000円 | 15,000円 | 12,000円 | 22,500円 | 50,000円 |
| 本数 | 6本 | 6本 | 5本 | 6本 | 4本×3ヶ月 |
| スタイル | IPA系中心 | フルーツエール | 多彩 | 多彩 | 多彩 |
| おすすめ度 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| 特徴 | おしゃれ缶デザイン | 桃の香り | コスパ最強 | できたて直送 | 定期便 |
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この記事で紹介したブルワリーのビールは、楽天ふるさと納税からも申し込めます。
Brasserie Knot(北海道鶴居村)
Black Tide Brewing(宮城県気仙沼市)
West Coast Brewing(静岡県)
まとめ|ふるさと納税はクラフトビール開拓に最適
2025年のふるさと納税で5つのブルワリーからクラフトビールを取り寄せて、全部飲みました。
一番のお気に入りは山本麦酒。12,000円の寄付で5本届いてコスパも良く、何より「ビールはもっと無骨で素朴で良いんじゃないか」というコンセプトに共感しました。現地にも行ってみたい。
ふるさと納税は、普段の流通では出会えないクラフトビールを開拓する絶好の機会です。品切れリスクはあるけれど、それも含めて楽しんでみてください。