スリ飯屋MaLankaのフリーエンジニアな日々

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【2026年】フリーランスエンジニアの「場所の自由」沖縄移住実録

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  • フリーランスエンジニアになって最初に気づいたのは、「場所の自由」は自動的には手に入らないということ。フルリモート案件を意識的に選ばないと、独立しても出社が続く
  • 最初の案件の途中からフルリモートに切り替え、その後沖縄に約2年半移住。引越費用67万円の実測値と年収への影響を全公開
  • フルリモートを維持できた最大の理由はフルリモート特化エージェントへの登録。出社回帰が進む今こそ、エージェント選びが分岐点になる
フリーランスになれば自由に住む場所を選べると思っていましたが、最初の案件は出社ありでした。「場所の自由」を本当に手に入れるまでには、いくつかの重要なステップがありました。

フリーランスエンジニアに憧れる理由のひとつに「住む場所を自分で選べる」というイメージがあります。しかし独立してすぐに気づいたのは、フリーランスになっただけでは場所の自由は手に入らないという現実でした。

意識的にフルリモート案件を選び、フルリモートに特化したエージェントを使い、移住に必要な費用を確保する——そういった積み重ねがあって初めて「場所の自由」は現実になります。

2019年に独立し、最初の案件の途中からフルリモートに切り替え、その後沖縄に約2年半移住、現在も継続してフルリモートで案件に参画しています。この記事では、「場所の自由」を実際にどう使ったか、費用や年収への影響も含めてリアルに書きます。

フリーランスでも「場所の自由」は自動的には手に入らない

フリーランスになれば、カフェでも旅先でも仕事できるんですよね?
実はそう単純ではないんです。「フルリモート可」の案件を意識的に選ばないと、フリーランスになっても週5出社が続くことがあります。

フリーランスエンジニアには大きく分けて2種類の働き方があります。

  • 常駐型: クライアント先のオフィスに毎日出社(SES契約が多い)
  • フルリモート型: 自宅や好きな場所からオンラインで参画

独立直後の多くのエンジニアは、エージェントから紹介された案件に何となく参画しますが、案件の大半は常駐型です。「フルリモート可」と書いてあっても週1-2回は出社が求められるケースも珍しくありません。

自分の場合、2019年11月の独立直後にカカクコム(食べログ)の案件に参画しましたが、当初は出社ありでした。フルリモートに切り替えられたのは最初の案件の途中、独立から半年程度が経過したタイミングです。

「フリーランス=場所の自由」ではなく、「フルリモート案件+意識的な環境整備」があって初めて場所の自由が手に入る——これが年以上フルリモートを継続してきて実感している現実です。

フルリモート案件を選ぶために最初にやること

フルリモートを実現するために最初にやるべきことは、フルリモート案件に特化したエージェントに登録することです。

一般的なフリーランスエージェントは、常駐案件と在宅案件が混在しています。フルリモート希望と伝えても、担当者のデータベースにフルリモート案件が少なければ、妥協した案件を紹介されることになります。

は「フルリモート案件のみを取り扱う」と明言している特化型エージェントです。地方在住でも、海外在住でも、フルリモート前提で案件を紹介してくれるため、「フルリモート希望なのに常駐案件ばかり来る」という事態が起きません。

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実際に「場所の自由」をどう使ったか:6年の記録

独立してからの「場所の自由」の使い方を、時系列で振り返ってみます。数字も含めてオープンにします。

2019-2020年: フルリモートへの切り替え期

独立直後は出社ありの案件から始まりましたが、最初の案件の途中からフルリモートに切り替えることができました。この経験から「フルリモートは交渉や案件選択で実現できる」と実感しました。

2020年5月には新型コロナウイルスの影響で案件が打ち切りになり、一時的に収入がゼロになる経験をしました。しかしこの空白期間に自作Webアプリを開発し、次の面談でポートフォリオとして活用して案件獲得につなげました。

フルリモートは「会社員から解放された自由」ではなく、「スキルと実績への信頼」によって維持されるもの——コロナ禍のこの時期に強く感じたことです。

2020年6月: ワーケーションに失敗した話

フルリモートになったら、旅先でも仕事できますよね?
実は一度試して、ひどい失敗をしています。

フルリモート案件に参画してすぐ、沖縄・名護に1ヶ月滞在して「ワーケーション」を試みました。しかし結果は散々でした。

案件参画直後で大量のタスクが降ってきた時期と重なり、毎日15〜16時間、宿の中でPCに向かい続けました。宿の裏にかくれビーチという静かな場所があって、ゆっくりする予定だったのに数回しか行けなかった。「何のために沖縄に来たんだ」と絶望した記憶があります。

この経験から、旅行先で企業案件を同時進行するのは旅行体験を完全に消してしまうと学びました。それ以来、旅行時は事前にクライアントに伝えて仕事を持っていかない方針にしています。

フルリモートの「場所の自由」は「旅しながら仕事する」ではなく、「どこを生活拠点にしてもいい」という自由として捉えるのが正確です。

2021年2月: 沖縄移住を決断

ワーケーション失敗後に沖縄移住を決めた、というのは少し矛盾しているように見えますが、理由があります。

ワーケーションが失敗だったのは「仕事と旅行を混ぜた」からです。移住は別の話——生活拠点を沖縄に移すだけで、仕事の仕方は何も変わりません。

フルリモート案件で東京の単価と変わらない報酬を得ながら、沖縄の物価と気候の中で生活できます。それが「場所の自由」の最も合理的な使い方だと判断しました。

2021年2月に大阪から沖縄に移住し、約2年半在住しました。

移住にかかった実際の費用

移住の費用は総額約67万円でした。内訳は次の通りです。

項目 金額
引越業者(船コンテナ) 約18万円
旧居の退去費用 約6.3万円
新居の初期費用(敷金・礼金・前家賃等) 約42万円
合計 約66.3万円

引越業者はアート引越センターやサカイ引越センターに見積もりを取りましたが、25〜30万円の提示でした。船コンテナ業者で18万円まで下げることができました。

移住の最大コストは引越業者ではなく新居の初期費用——これが実感です。沖縄の家賃相場は大阪より低いですが、初期費用の構成は変わらないため、まとまった資金が必要です。

沖縄での生活で気づいた意外なコスト

沖縄移住で驚いたのは、本州では当たり前のものが沖縄にはない点でした。

  • 県民共済がない: 全国47都道府県で唯一、沖縄には県民共済がありません。保険の選択肢が変わります
  • 車の維持費が月2〜3万円: 沖縄は公共交通機関が限られており、車なしの生活は厳しい
  • 水道水が硬水: 浄水器リースが事実上必須になる

移住後に「こんな費用があったのか」と気づく隠れコストが沖縄には多いです。移住前にシミュレーションしておく必要があります。

2021-2023年: 沖縄在住中の年収への影響

沖縄に移住したら、年収は下がりましたか?
下がりませんでした。フルリモートで東京の案件に参画し続けたためです。

沖縄在住中も、参画先の案件は東京の企業でした。フルリモート前提だったため、単価は東京基準のまま。生活費が下がった分、手元に残る金額は増えました。

ちなみに沖縄のIT求人の平均月給は約18.6万円で、月給20万円を超える求人はわずか4件しかないというデータがあります(移住当時の調査)。沖縄のローカル企業に就職していたら年収は大きく下がっていたはずです。

フルリモートで東京・大阪の案件を取り続けるからこそ、地方の物価と都市の単価を両立できる——これがフリーランスエンジニアの「場所の自由」の経済的な本質です。

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2023年以降: 現在のスタイル

沖縄から転出後も、フルリモートは継続しています。現在は

経由でフルリモート案件に参画中です。

スリランカには独立以来10回以上渡航していますが、旅行中は仕事を切り離しています。「フルリモートで年収が安定しているから長期旅行の費用が出せる」という意味で、場所の自由と旅行は間接的につながっています。

「場所の自由」を長年維持できた3つの理由

長年フルリモートを続けてきて、維持できた理由を整理してみました。

①フルリモート特化エージェントを使った

一番大きな要因は、フルリモート案件しか扱わないエージェントを使ったことです。

一般的なエージェントでフルリモートを希望すると「フルリモート可能な案件は少ないですが」という前置きとともに常駐案件を勧められることがあります。フルリモート専門エージェントなら、そもそも常駐案件がデータベースに入っていません。

は地方在住・海外在住のエンジニアでも登録でき、フルリモート前提で案件を紹介してくれます。出社回帰が進む現在の市場では、こうした特化型エージェントを使うかどうかが「フルリモートを維持できるか」の分岐点になりつつあります。

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②精算幅140〜180時間の案件だけを選んだ

案件選びで意識しているのが、精算幅(稼働時間の下限〜上限)が140〜180時間の案件のみを選ぶという自分ルールです。

精算幅が狭い案件(例: 160〜180時間)は、上限ギリギリで働き続けると残業代が出ないリスクがあります。精算幅が広い案件(例: 120〜200時間)は、繁忙期の際限ない稼働につながりやすくなります。

140〜180時間の設定は、ちょうどいい余裕と制約のバランスがあります。フルリモートで「自分のペースで働く」を実現するためには、時間管理の観点から案件そのものを選ぶことが重要です。

③仕事のON/OFFを物理的に切り替えた

フルリモートの難点は「仕事が終わった感覚が薄い」ことです。通勤がないため、物理的な区切りがありません。

自分が実践しているのは、旅行中はiPhoneからSlackアプリを削除するという方法です。少し気になるとずっと頭から離れない性格なので、物理的に遮断するのが最善と判断しました。

フルリモートの「場所の自由」を機能させるには、仕事とプライベートの切り替えを仕組みで解決する必要がある——これはフルリモートを続けてきた中で最も重要だと感じているポイントです。

「場所の自由」で気づいた現実的な限界

デメリットや難しいことはありましたか?
正直に書きます。いいことばかりではありません。

ワーケーションは思ったほど機能しない

先述の通り、旅先で開発案件をやると旅行体験が完全に消えます。「カフェで仕事しながら旅も楽しむ」というイメージは、短期間の軽い仕事には成立しますが、フルタイムの案件では難しい。

「場所の自由」は「旅しながら仕事」ではなく「住む場所を選ぶ自由」として捉えると正確です。

移住には思った以上の費用と準備が必要

移住を決断してから実際に引っ越すまでに、思った以上の費用と時間がかかります。前述の通り引越費用だけで約67万円。さらに沖縄では隠れコストがありました。

フルリモートで収入が安定していたから移住できた、という面もあります。移住を検討するなら、まず収入の安定が前提条件です。

孤独感との戦いは続く

フルリモートで地方に住む生活は、想像より孤独です。特に移住初期は知り合いがいない状態からのスタートになります。

沖縄では地元のコワーキングスペースや朝活カフェに通うことで人脈を作っていきましたが、意識的に動かないと孤立します。

今から「場所の自由」を手に入れるための3ステップ

具体的に何から始めればいいでしょうか?

STEP1: フルリモート特化エージェントに登録する

最初のステップは、フルリモート案件のみを扱うエージェントへの登録です。

一般的なエージェントだけで案件を探していると、フルリモート案件の選択肢が限られます。

のようなフルリモート特化型エージェントに登録することで、地方在住・海外在住でも現実的な選択肢が広がります。

STEP2: 移住前に「短期滞在」で検証する

移住を決断する前に、1〜2週間の短期滞在で「その場所で仕事できるか」を確認することをお勧めします。

インターネット環境・作業できる場所・生活コスト——これらは実際に住んでみないとわかりません。長期のコンドミニアムやマンスリーマンションを使って試してみることが有効です。

ただし、短期滞在中は仕事のスケジュールを通常通りにすることが前提。「旅行気分で軽く仕事する」のでは移住後のシミュレーションになりません。

STEP3: 移住費用をあらかじめ積み立てる

移住を実際に実行するには、ある程度のまとまった資金が必要です。前述の通り、沖縄移住では約67万円かかりました。

フリーランスとして収入が安定してきたら、移住準備金として積み立てておくことをお勧めします。フルリモート案件で単価が上がれば、積み立てのスピードも上がります。

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まとめ:「場所の自由」はフルリモートを意識的に選ぶことで手に入る

フリーランスエンジニアの「場所の自由」は、独立しただけでは手に入りません。

  • フルリモート案件に特化したエージェントを選ぶことでフルリモートの選択肢を確保する
  • 移住費用(引越費用+初期費用)を事前に把握して積み立てる(沖縄移住の実績は約67万円)
  • ワーケーションより移住を検討する方が「場所の自由」をフル活用できる

フルリモートを年以上維持してきた経験からすると、出社回帰が進む今こそ、フルリモート専門エージェントとの付き合い方が「場所の自由」を守る鍵になっています。

は地方在住でも海外在住でも対応しているフルリモート特化エージェントです。出社回帰のプレッシャーを感じているフリーランスエンジニアは、フルリモート特化型エージェントへの相談を検討してみてください。

サブ導線として、フリコンも低マージンでフルリモート案件を扱っています。複数エージェント登録で選択肢を広げることも有効です。

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