スリ飯屋MaLankaのフリーエンジニアな日々

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フリーランスエンジニアの失敗パターンと成功の分かれ目|7年分の実体験を凝縮

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  • フリーランスエンジニアの失敗は「スキル不足」だけが原因ではない
  • 報連相・メンタル管理・時間管理の甘さが致命傷になる
  • 独立年目の筆者が、自分の失敗と周囲の成功例から共通パターンを解説
フリーランスエンジニアになりたいけど、失敗するのが怖くて踏み出せません。
フリーランスになって後悔する人って、どんな共通点があるんですか?
自分は2019年に独立して年目になりますが、正直「やらかしたな」と思う瞬間は何度もありました。

この記事では、自分自身の失敗談と、周囲のフリーランスエンジニアを見てきた経験をもとに、失敗するパターンうまくいく人の共通点を整理しました。

これからフリーランスを目指す方も、すでに独立している方も、ぜひ自分に当てはまるものがないかチェックしてみてください。

失敗するフリーランスエンジニアの5つのパターン

まずは、自分を含め「やってしまいがち」な失敗パターンを5つ紹介します。

1. 報連相・タスク管理が甘い

フリーランスは即戦力として期待されて現場に入ります。

だからこそ、報連相やタスク管理の甘さは一発で信用を失う原因になります。

自分も実際に、これで指導が入ったことがあります。

独立して間もない頃、ざっくり大きめのタスクを振られたのですが、作業内容の洗い出しも工数の記載もせず、一人で抱え込んで何とかしようとしました。

結果、土日返上で毎日15時間稼働しても当初のリリースには間に合わず、PMから「アラートが遅い」と指導が入りました。

一人で何とかしようとする責任感は大事ですが、スケジュールが遅れてしまったら、それはただの迷惑に変わります。

PMやリーダーにとって一番痛いのは、直前になってスケジュールの遅延が判明すること。

早めに気づけていれば、応援を手配したり、スケジュールを見直す対応が取れます。

タスクの作業内容と工数の見積もりは、チケットでもissueでも何でも良いので、外から見える形で必ず書き出しておきましょう。

ちなみに工数の見積もりは、自分がかかると思った時間の1.5倍で出すのがおすすめです。プログラマーの見積もりはだいたい当てにならないので。

2. 体調管理とメンタルケアを軽視する

フリーランスにとって、体が資本です。

自分の身体が動かなくなったら仕事ができない、収入も途切れる。正社員以上に体調管理がシビアな働き方です。

自分は以前、案件で追い込まれすぎて血便が出るくらい辛い時期がありました。体からのSOSを無視し続けた結果です。

呆れて、土日出勤も残業も全て断りました。それで契約が終わるならそれはそれ、こっちから願い下げだと。

詳しい経緯は別記事にまとめています。

www.malanka.org

暴飲暴食、不規則な睡眠、運動不足。こういった生活習慣の乱れは、フリーランスにとって致命傷になりかねません。

「辛いなら逃げる」という選択肢を持っておくこと。 これは弱さではなく、長くフリーランスを続けるための戦略です。

3. スキルアップを止めてしまう

フリーランスエンジニアになった途端、努力しなくなる人がいます。

スキルが止まれば仕事はなくなり、仕事がなくなれば収入もなくなる。フリーランスはこの連鎖がダイレクトに起きます。

以前、友人がフリーランスになって1ヶ月も経たないうちにスキルアンマッチで契約終了を告げられたことがありました。スキルもあり日頃の努力も怠らない人だったので驚きましたが、企業はフリーランスに即戦力としてのスキルを求めているという現実を見せつけられた出来事でした。

仕事を依頼する側の大前提は「この人は仕事をきっちりやってくれるか」です。

確かなスキルがあって、確かな仕事をするから信用が生まれる。

現状の自分に満足せず、淡々とスキルアップを続けること。これがフリーランスで長くやっていくための秘訣です。

4. 短期的な月収に惑わされる

フリーランスになれば正社員より月収が上がるって聞いたんですが、本当ですか?

事実ではあります。が、案件が途切れたら話は別。

自分は2020年、コロナでプロジェクトが打ち切りになり、5月のエンジニア収入がゼロになった経験があります。飲食店向けサービスの案件だったので予兆はありましたが、実際に収入がゼロになると「正社員って安全だな」と痛感しました。

月単価が上がっても、案件が途切れれば年収では正社員を下回る可能性がある。

この当たり前のリスクを軽く見ていると、フリーランスになったことを後悔する瞬間が必ず来ます。

大事なのは「月収が上がった!」で浮かれず、案件が途切れた時の備えを同時に進めておくことです。

エンジニアとしてのスキルアップはもちろん、複数のエージェントに登録しておく、別の収入源を育てておくなど、収入がゼロになるリスクへの備えを常に意識しておく必要があります。

5. 「逃げられない」という思い込みにハマる

責任感が強い人ほど危険なパターンです。

身も心も限界なのに「仕事を休みますと言えない」、案件が合わないのに「次の案件が見つかるか不安で動けない」。

こういう状態に陥ると、最悪の場合は鬱になって潰れます。

自分も以前、経験1ヶ月の時にチームリーダーを任されたことがあります。「これも経験だ」と引き受けましたが、自分には荷が重すぎると判断し、結局辞退しました。

途中で投げ出したことへの罪悪感はありましたが、退かなければプロジェクトが回せなくなり、もっと大きな迷惑をかけていたかもしれません。

「逃げたら人生終わり」なんてことはないです。自分がリーダーを辞退して逃げ出した後も、ちゃんとフリーランスエンジニアとして再起できていますから。

それに、周りの人はそんなに自分のことを気にしていません。 後ろ指を差されることを恐れるより、自分の健康と次の挑戦に意識を向けた方がずっと建設的です。

前に進む勇気も大切ですが、退くことができる勇気も同じくらい大切ですよ。

うまくいくフリーランスエンジニアの特徴3つ

失敗パターンの裏返しとして、「この人はうまいな」と感じる人の共通点を3つ紹介します。

1. 人を頼るのがうまい

案件で困った時に、人を頼るのがうまいフリーランスエンジニアは強いです。

自分の周りに、正直なところスキルは足りないのに案件が途切れないフリーランスエンジニアがいます。しょっちゅう案件のヘルプを頼まれるのですが、そのたびに「これもスキルの一つだな」と思います。

スキル不足で自分が実装できなくても、出来る人に聞いたり頼んだりすれば解決する。

開発スキルを磨くのは大事ですが、まずはコミュニケーションを上手に取ること。 「この人、スキルは足りないけど面倒みてやりたいな」と思われれば、それは立派な生存戦略です。

逆に「開発スキルはあるけど一緒に仕事したくない」と思われてしまったら、いくらスキルがあっても仕事は減っていきます。

2. 時間管理で差をつけている

労働時間が短いフリーランスエンジニアには共通の習慣があります。

まず、稼働の少ない案件を選んでいること。 週5案件なら精算幅「140時間〜180時間」が目安です。「160時間〜200時間」のような上限が高い案件は、稼働が長くなりやすいので注意が必要です。

自分は精算幅の下限で仕事を終わらせるよう段取りしています。

具体的には、終業15分前に以下の3つをメモに書き出してからその日の業務を終えています。

  • 明日朝一番で着手すること
  • 困っているがもう少し粘れば解決できそうなこと
  • 困っていて相談が必要なこと

何でもないようなことですが、これをやると翌日の立ち上がりが圧倒的に良くなります。 「今日何しないといけないんだっけ?」と考える時間をゼロにするのが目的です。

あと、休むべき時は絶対に休みます。フリーランスは大きく体調を壊すと収入がなくなるリスクが高いので、計画的に休みを入れることが結果的に長く稼働するコツですね。

3. 変化に適応する柔軟性がある

「プログラマーなら技術一本で勝負すべきだ」「ブログやYouTubeで収入を得るのはダサい」。

こういう狭いものの見方しかできないと、生きるのがだんだん苦しくなります。

2020年のコロナで、自分は飲食店向け案件が打ち切りになり収入がゼロになりました。「IT業界にはそれほど影響はない」という楽観論もありましたが、実際にはシステムを発注する側の企業の予算がカットされ、プロジェクトの打ち切りが次々と発生しました。

今はAIの進化によって、エンジニアの仕事も大きく変わりつつあります。

いつまでもプログラミングだけで食べていける保証はありません。

だからこそ、自分の特技や好きなこと、エンジニアになる前の経験を今一度見直して、複数の収入源や働き方を柔軟に組み立てていく姿勢が大切です。

自分はブログ運営もその一つです。プログラミング一本に依存しない働き方を意識してきたことで、案件が途切れた時の精神的な余裕が全然違いました。

独立1年目の後悔と、今だから言えること

自分はプログラミング完全未経験から約1年でフリーランスエンジニアになりました。

正直、独立1年目は後悔する瞬間がいくつもありました。

  • 有事の時に真っ先に切られるリスクを軽く見ていた
  • 短期的な月収アップに惑わされて、長期的な備えが足りなかった
  • 経験が浅い分、案件探しに想像以上のエネルギーを使った

コロナで案件が打ち切りになった時、「フリーランスは完全に歩行者だな」と感じました。防護するものが何もない丸腰状態で、常にリスクに晒されている。

それでもフリーランスを続けている理由は何ですか?

それでも100%、フリーランスエンジニアになってよかったと思っています。

理由はシンプルで、「自分が努力すれば収入は上がる」「突き詰めれば生きていける」と確信を持てたからです。

独立1年目の後悔は、年目の今では全て「あの経験があったから今がある」と言える糧に変わっています。

失敗パターンを知っていれば回避できるし、万が一ハマっても早く抜け出せます。この記事で紹介した5つのパターンに心当たりがある方は、今のうちに意識を変えておくことをおすすめします。

よくある質問

Q. フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴は?

「今の状況がずっと続く」と楽観視しかできない人、スキルアップを怠る人、ものの見方が硬い人は向いていません。フリーランスは常に変化への適応が求められるので、柔軟性と危機意識が必須です。

Q. スキル不足でもフリーランスとしてやっていけますか?

開発スキルだけがすべてではありません。人に好かれるコミュニケーション力、困った時に人を頼れるスキル、「フリーランスとしてやっていく」という覚悟も重要な要素です。ただし、スキルアップの努力は続ける前提です。

Q. 案件が途切れた時はどうすればいいですか?

複数のフリーランスエージェントに登録しておくのが基本です。エージェント間で獲得競争が起きるため、より良い条件の案件を紹介してもらいやすくなります。自分も空白期間にはポートフォリオを作って、次の面談の武器にしていました。

Q. フリーランスの案件で辛い時、本当に逃げていいんですか?

逃げていいです。潰れてからでは遅いからです。自分は実際にリーダー辞退や案件撤退を経験していますが、その後もフリーランスとして再起できています。「逃げたら終わり」ではなく、「生き残ることが最優先」と考えてください。

まとめ

フリーランスエンジニアの失敗パターンと成功の分かれ目をまとめます。

失敗する5つのパターン:

  • 報連相・タスク管理が甘い
  • 体調管理とメンタルケアを軽視する
  • スキルアップを止めてしまう
  • 短期的な月収に惑わされる
  • 「逃げられない」という思い込みにハマる

うまくいく人の3つの特徴:

  • 人を頼るのがうまい
  • 時間管理で差をつけている
  • 変化に適応する柔軟性がある

フリーランスは自由な働き方ですが、その自由を維持するためには自己管理と危機意識が欠かせません。

失敗パターンを知っているだけで、回避率は大きく上がります。 この記事が、皆さんのフリーランスライフの参考になれば嬉しいです。

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