- フリーランスエージェントの面談で落ちるのは珍しいことではない
- 断られる原因の多くはスキル不足ではなく「見せ方」の問題
- 1社で落ちても別のエージェントで通る。複数登録が鉄則
こんにちは、フリーランスエンジニア年目のmah(MaLanka)です。
フリーランスエージェントに登録して面談を受けたのに、「今回はご紹介できる案件がありません」と断られました。
この経験、自分もあります。
独立したばかりの頃、4社の面談を受けて、はっきり断られた企業もありました。あの時は本当に落ち込みました。
でも今振り返ると、落ちた原因はスキル不足ではなく「見せ方」の問題だったとわかります。
この記事では、実体験をもとにフリーランスエージェントの面談で断られる原因と、落ちた後に何をすべきかを解説します。
フリーランスエージェントの面談で断られる5つの原因
原因1: 「何ができるか」ではなく「何をやってきたか」しか伝えていない
これが自分の最大の失敗でした。
独立直後、未経験からのスタートだったので、とにかく「やってきたこと」を多く伝えようとしていました。
ある企業の面談で、こう言われました。
「1年という短い期間で色々やってきたのは伝わる。でも、あなたが業務委託としてどういう価値を提供してくれるのか、それが見えない」
今思えば、そりゃそうだと納得しかありません。
企業が業務委託に求めているのは「経歴」ではなく「この人を入れたら何が解決するか」です。経歴書に書いてあることを並べるだけでは、その答えが見えません。
原因2: スキルシートが「作業ログ」になっている
「○○の開発に従事」「○○の保守運用を担当」
これだけでは、どのレベルで何をやったのかが伝わりません。
スキルシートは「作業ログ」ではなく「提案書」として書くべきです。
- NG: 「Ruby on Railsでの開発に従事(6ヶ月)」
- OK: 「Ruby on Rails(5.2→6.1へのアップグレード含む)でAPI設計・実装を担当。レスポンス速度を40%改善」
原因3: エージェントとのミスマッチ
エージェントごとに得意な領域があります。
- Web系に強いエージェント × インフラ経験のみ → 紹介できる案件がない
- 東京案件中心のエージェント × 地方在住でリモート希望 → マッチしない
落ちた原因がスキルではなく「そのエージェントが扱う案件との相性」であるケースは非常に多いです。
原因4: 経験年数のフィルターに引っかかっている
明言されることは少ないですが、エージェントによっては「実務経験3年未満は紹介対象外」という内部基準があります。
特に大手エージェントはこの傾向が強いです。独立直後の経験が浅い時期は「ご経験的に現時点でのご紹介は難しい」と言われるケースがよくあります。
原因5: 面談で「受け身」になりすぎている
面談で質問にだけ答えて、自分からは何も聞かない。これは印象が悪いです。
企業側は「この人と一緒に仕事をしたいか」を見ています。質問をする = プロジェクトに関心がある証拠です。
「チーム構成は?」「技術選定の経緯は?」「今一番困っていることは?」
こうした質問ができるだけで、面談の空気は変わります。
筆者が独立直後に経験した4社の面談
年前、フリーランスとして独立した直後の話です。最初の案件を探すために、4社の面談を受けました。
面談1: オファーをもらったが、炎上の匂いがして見送った
最初の面談ではオファーをもらえました。ただ、なんとなくレガシーな雰囲気とプロジェクト炎上の匂いがしたので見送りました。
後日、知人がその企業に入ったのですが、案の定炎上して大変なことになっていました。
面談2: 「業務委託としての価値が見えない」と言われた
先ほど書いた通り、一番記憶に残っている面談です。
未経験から1年でやってきたことを必死に伝えましたが、「何ができるか」ではなく「何をやったか」しか話せていませんでした。
この経験から、スキルシートの書き方と面談でのアピール方法を根本的に見直しました。
面談3: 「業務委託は厳しいが、社員なら来てほしい」と言われた
対応してくれたエンジニアの方がとても親切で、親身になって色々教えてくれました。
条件も良く、コロナ前からリモートOKの環境。正直、かなり心を揺さぶられました。
フリーランスとして独立したい思いと、安定した環境への魅力の間で本気で悩みました。信頼できる人に相談して、「正社員になるのはいつでもできるから、やれるところまでやってみよう」と背中を押してもらい、オファーをお断りしました。
面談4: 業界25年のベテランと同席。自分にオファーが来た
最初の案件となった面談です。グループ面談で、業界25年のベテランと同席しました。
経験年数では圧倒的に負けています。でも、面談2の反省を活かして「自分がこのプロジェクトで何を解決できるか」を具体的に伝えた結果、オファーは自分に来ました。
初単価49.5万円。ココナラテック(当時はフリエン)経由での案件でした。
この時の面談の詳細はこちらの記事に書いています。
面談は改善できます。 1社で落ちても、それは終わりではありません。
面談で落ちた後にやるべき3つのこと
1. スキルシートを「提案書」に書き換える
「やってきたこと」の羅列から、「何を解決できるか」が伝わる内容に変える。
- 使った技術だけでなく、なぜその技術を選んだかを書く
- 数字で語れる成果があれば必ず入れる(速度改善○%、工数削減○日など)
- プロジェクトの課題と、自分がどう貢献したかをセットで書く
2. 別のエージェントに登録する
1社で断られたからといって、全エージェントで断られるわけではありません。
エージェントごとに保有案件も評価基準も異なります。A社で「紹介できない」と言われた人がB社で即日案件が決まることは珍しくありません。
最低でも3社は登録しておくべきです。
| タイプ | おすすめ | 特徴 |
|---|---|---|
| リモート特化 | Remoters |
フルリモート案件に特化。リモート希望なら最優先 |
| 総合型(質重視) | フリコン | 低マージン・高還元。手取り重視の方に |
| 大手 | |
案件数が圧倒的。選択肢を増やしたい方に |
3. 面談のフィードバックをエージェントに聞く
落ちた場合、エージェント経由で企業側のフィードバックをもらえることがあります。
「なぜ見送りになったか」を具体的に聞くことで、次の面談に活かせます。遠慮せずに聞いてください。
よくある質問(FAQ)
Q. フリーランスエージェントの面談で落ちる確率は?
案件や企業によりますが、面談に進めた時点でエージェント側のスクリーニングは通過しています。面談で落ちても「紹介対象外」ではないので、別の案件を紹介してもらえます。
Q. 経験1年未満でもフリーランスエージェントは使える?
使えますが、エージェントによっては紹介が難しい場合もあります。自分は未経験から約1年で独立しましたが、最初に登録したエージェントで案件を見つけられました。
Q. 面談で落ちた企業にもう一度応募できる?
基本的に一定期間を空ければ可能です。スキルアップや経験を積んだ上で再挑戦するケースはよくあります。
Q. フリーランスエージェントと転職エージェントの違いは?
フリーランスエージェントは「業務委託案件の紹介」、転職エージェントは「企業への就職」を支援します。
まとめ
フリーランスエージェントの面談で落ちた経験は、自分にもあります。
「業務委託としての価値が見えない」と言われた時は本当に凹みました。でも、その経験があったからこそアピールの仕方を見直し、次の面談では業界25年のベテランを相手にオファーを獲得できました。
面談で断られる原因の多くは、スキル不足ではなく「見せ方」の問題です。
- スキルシートを「提案書」に書き換える
- 別のエージェントに登録する(最低3社)
- フィードバックを聞いて次に活かす
1社で落ちても、終わりではありません。エージェントを変えるだけで結果が変わることは珍しくないので、諦めずに次の一歩を踏み出してください。