- 北谷アメリカンビレッジのFrankey Tavernは、全国のクラフトビールと薪火グリル料理が楽しめるビアバー
- 4種飲み比べビアフライト(2,600円)で沖縄・北海道・和歌山のブルワリーを一度に体験
- ビールだけじゃなくハンバーガーが絶品。ビール×フードの満足度が高い
沖縄・北谷のアメリカンビレッジにあるFrankey Tavern(フランキータバーン)。薪火グリルで焼き上げるハンバーガーと、全国から厳選されたクラフトビールが楽しめるビアバーです。
以前沖縄に住んでいた頃、同じ建物にあるジバゴコーヒーローステリーにほぼ毎日朝の7時オープンから通って仕事していました。ただ当時は車で通っていたので、ビールは飲めなかったんです。
今回、久しぶりの沖縄訪問でタクシーで来られたので、ようやく念願のクラフトビールを堪能してきました。
- Frankey Tavernってどんな店?
- まずはハンバーガーから(1日目)
- 念願の4種飲み比べビアフライト(2日目)
- ビールの「適温」を意識すると味わいが変わる
- やっぱりビール×フードが最高
- Rise & Win × Zhyvagoのコラボビール「BLACK DIAMOND」
- Frankey Tavern 店舗情報
- 北谷エリアのクラフトビール事情
- 自宅でもクラフトビールを楽しむなら
- あわせて読みたい
- まとめ
Frankey Tavernってどんな店?
Frankey Tavernは、北谷アメリカンビレッジ内のレクー沖縄北谷スパ&リゾート プレミア棟1Fにあるビアレストランです。
同じフロアにはZhyvago Coffee Roastery(ジバゴコーヒーローステリー)が入っていて、朝7時からコーヒーを飲みながら仕事ができる環境。Frankey Tavernは11時オープンなので、午前中はジバゴで作業して、お昼にそのままFrankey Tavernでランチ、という流れが自然にできます。
クラフトビール、ステーキ、ハンバーガー、タコスなどのアメリカンフードが揃う本格的なビアレストラン。店内は開放感のある造りで、米軍関係者や地元の人たち、ノマドワーカーなど多種多様な人が集まっています。平日でも賑やかですが、週末はさらに活気が増します。
まずはハンバーガーから(1日目)
1日目は車で来ていたのでビールは我慢。在住時代と同じく、ハンバーガーだけをいただきました。
Frankey Tavernのハンバーガーは薪火グリルで焼き上げたパティにたっぷりの野菜、そしてオーロラソースのようなソースが絡む本格派。バンズもふっくらしていて、かぶりつくとジューシーな肉汁が溢れます。
在住時代はこのハンバーガーばかり食べていました。逆にそれ以外のメニューはほとんど食べたことがないくらい。それだけハンバーガーの完成度が高い。
ちなみにジバゴのコーヒーカップをそのまま持ってきて一緒に楽しめるのもポイント。同じフロアだからこそできる贅沢です。
念願の4種飲み比べビアフライト(2日目)
2日目はタクシーで来たので、いよいよビールが飲めます。
この日のタップは全10種。001のオリオン ザ・ドラフトから始まり、沖縄のFill Brewing、北海道のHop Kotan、和歌山のNomcraft、徳島のRise & Win(KAMIKATZ)など、全国各地のブルワリーから厳選されたラインナップが並んでいました。
4種飲み比べビアフライト(2,600円・2025年6月時点)を注文。好きなビールを自分で4種選べるスタイルです。
テイスティングというには1杯あたりの量がしっかりあるので、4種でも十分な飲みごたえ。選んだのは以下の4種です。
002 ReFILL IPA / Fill Brewing
左端の黄金色に濁ったヘイジーなやつ。沖縄市に拠点を置くFill BrewingのアメリカンIPAです。
ABV 6.0%。シトラ、モザイク、シムコーなどのホップを使った、「ヘイジーIPAといえばこれ」と言いたくなるような王道のホップアロマ。トロピカルで華やかな香りが鼻を抜けて、苦味と甘みのバランスが心地いい。
Fill Brewingは2023年にオーナー1人で立ち上げた沖縄の小さなブルワリー。醸造所を直接訪問した記事も書いています。
003 Ta.Ta.Tankan / Fill Brewing
同じくFill Brewingから、沖縄県産のタンカン(柑橘類)を使ったベルリナーヴァイセ。ABV 3.8%、IBU 6。
香りは丸みのある柑橘系で「おっ、これは飲みやすそう」と思ったのですが、一口飲むと予想以上に酸味が強い。プレーンで飲むハイビスカスティーのような、割と尖った酸味です。
正直に言うと、筆者にはちょっと酸味がきつかった。ただこれは好みの問題で、サワーエール好きな人にはたまらないはず。
ここで感じたのは、フルーツビールは原材料そのものを知っていないと、味の解像度が上がりにくいということ。原材料も一緒に見られたり香りを嗅げたりすると、その場でもっと楽しめるのになと思いました。
004 Haskap / Hop Kotan(忽布古丹醸造)
3番目は、北海道・上富良野の忽布古丹醸造(Hop Kotan)からHaskap。ABV 7.0%、IBU 10。富良野産の無農薬ハスカップを使ったフルーツセゾンです。
グラスの中は鮮やかな紅色。ベリー系だともっと濃いベリー色になりがちですが、ハスカップならではの上品な紅色がちょうどいい。
酸味はTankanよりずっとマイルド。ヒューガルデン・ロゼくらいの飲みやすい酸味感で、フルーツビール初心者でも楽しめるバランスです。
「旭川に行った時、割と近いから行こうかなと思ったら、タップルームはないらしいなので、今回飲めて嬉しかったです!」
005 Nomcraft Lager / Nomcraft Brewing
右端のクリアなゴールド。和歌山県有田川町のNomcraft Brewingによるヘレスラガー。ABV 4.5%。
ペールエールのような華やかなホップの香りがありつつ、後味はラガーらしいスッキリ感。ただ正直に書くと、舌先に含んだときに少し独特な風味を感じて、筆者はそこまで好みではなかったです。
面白かったのが、提供直後は冷えすぎていて味の輪郭がぼんやりしていたのが、10分ほど経つと「ああ、これはラガーだ」とはっきりわかるようになったこと。ビールの温度って、味わいにここまで影響するんだなと再認識しました。
飲み比べスペック一覧
| No. | ビール名 | ブルワリー | スタイル | ABV | 産地 |
|---|---|---|---|---|---|
| 002 | ReFILL IPA | Fill Brewing | American IPA | 6.0% | 沖縄 |
| 003 | Ta.Ta.Tankan | Fill Brewing | Berliner Weisse | 3.8% | 沖縄 |
| 004 | Haskap | Hop Kotan | Fruits Saison | 7.0% | 北海道 |
| 005 | Nomcraft Lager | Nomcraft Brewing | Helles Lager | 4.5% | 和歌山 |
※価格はハーフパイント990円〜、パイント1,500円〜(2025年6月時点)
ビールの「適温」を意識すると味わいが変わる
Nomcraft Lagerを飲んでいて気づいたことがあります。
お店で提供されたてのビールは、冷えすぎていて味の顔や後味がわかりにくいことがある。今回もまさにそうでした。でも10分ほど置いてから改めて飲むと、ラガーらしい香りや穀物感がしっかり感じられるようになったんです。
アサヒのスーパードライ エクストラコールドのように、キンキンに冷やした状態を「味わいのポイント」として設計しているビールもあります。でもクラフトビールはスタイルごとに適温が異なるので、全部同じ温度で出してしまうと、本来の良さが伝わらないまま飲まれてしまう可能性がある。
「提供する側がどこまで意識しているか」は店によって差があると思います。ただ、飲む側としても「冷えすぎてるかも?」と思ったら少し待ってみる。それだけでビールの味わいがガラッと変わることがある。これは覚えておいて損のない知見です。
やっぱりビール×フードが最高
4種飲み比べをしながらハンバーガーを頬張る。これがもう最高でした。
いくらビールが美味しくても、つまみが微妙だと物足りないし、通いたいとは思えません。「美味いビールと美味いフードが揃ってこそ、最高のビール体験」。Frankey Tavernはまさにそれを実現してくれる店です。
この日はパイナップルバーガーも注文。グリルしたパイナップルの甘みとチーズ、BBQソースが絡んで、南国らしいジャンクな美味しさ。フライドポテトも揚げたてでカリカリです。
Rise & Win × Zhyvagoのコラボビール「BLACK DIAMOND」
店内にはボトルビールの陳列棚があり、Rise & Win Brewing Co.(KAMIKATZ)のボトルがずらりと並んでいました。
Frankey Tavernでは、同じフロアのZhyvago Coffee Roasteryと徳島県上勝町のRise & Win Brewingによる3社コラボビール「BLACK DIAMOND」も扱っています。コーヒー抽出後の出がらしを原料に使ったコーヒースタウトで、ゼロウェイスト(廃棄物ゼロ)の取り組みから生まれた一杯。
在住時代、朝イチでジバゴに行くと社長の飯星さんがいらっしゃることがありました。「にいちゃんよく来てくれるなー」と声をかけてくれて、ある時「今度徳島行くねん」と話していたんです。その旅の様子がInstagramに上がっているのを見て、Rise & Winとの繋がりを知りました。それで「これは飲んでみたい」と思って購入したのがBLACK DIAMONDとの出会い。
まだクラフトビールをあまり知らなかった頃で、700〜800円くらいだろうと思っていたら、会計で1,500円前後と言われてびっくりした記憶。今思えば、あの価格にはコラボの背景やこだわりがしっかり詰まっていたわけです。
Frankey Tavern 店舗情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | Frankey Tavern(フランキータバーン) |
| 住所 | 沖縄県中頭郡北谷町字美浜34-1 レクー沖縄北谷スパ&リゾート プレミア棟 1F |
| 営業時間 | 11:00〜23:00(L.O. 22:00) |
| 定休日 | 年中無休 |
| 電話番号 | 098-988-5621 |
| 駐車場 | アメリカンビレッジ周辺の駐車場を利用 |
| @frankeytavern |
※営業時間・定休日・価格は変更の可能性があります
www.okinawa-americanvillage.com
北谷エリアのクラフトビール事情
ちなみに、北谷エリアはクラフトビールの選択肢が豊富です。アメリカンビレッジ内にはFrankey Tavernのほか、静岡のWest Coast Brewing(WCB)の直営店も入っています。すぐ近くには自家醸造のChatan Harbor Breweryもあり、北谷だけでもクラフトビール巡りが成立するエリア。
少し足を伸ばすと、宮城海岸の近くにはBeer Rizeもあります。沖縄のクラフトビールシーンを楽しむなら、北谷を拠点にするのはかなりおすすめです。
自宅でもクラフトビールを楽しむなら
今回飲んだ4種のうち、忽布古丹醸造(Hop Kotan)のビールは楽天市場でも購入できます。Haskap以外にもラインナップがあるので、気になった方はチェックしてみてください。
Fill BrewingやNomcraft Brewingは各ブルワリーの公式オンラインショップで購入可能です。
Untappdでビールの評価を確認したい方はこちらのChrome拡張もどうぞ。
あわせて読みたい
まとめ
Frankey Tavernは、クラフトビールとフードの両方で満足できる、アメリカンビレッジ内では貴重なビアバーです。
ブルワリーではないけれど、全国から厳選されたタップラインナップは来るたびに変わるので、何度訪れても新しい出会いがあります。そして何より、薪火グリルのハンバーガーが文句なしに旨い。
筆者のように車で来てしまうとビールが飲めないので、北谷に泊まっているなら徒歩で、那覇方面からならタクシーやバスで来るのがおすすめです。アメリカンビレッジの散策ついでに、ぜひ立ち寄ってみてください。