スリ飯屋MaLankaのフリーエンジニアな日々

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エッラ完全ガイド|2回滞在して見つけた最高の過ごし方【スリランカ】

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  • エッラ(Ella)はスリランカ中部の標高約1,000mの山間リゾート。シンハラ語で「滝」を意味する地名通り、滝・茶畑・渓谷に囲まれた絶景の町
  • 2018年10月(秋旅)と2019年1月(冬旅)の2回滞在。360 Ellaにはほぼ毎日通い、Ella Rock登頂・紅茶レッスン・Nine Arch Bridgeまで一通り体験
  • 観光客が増え続けるエッラで、リピーターだから言える「本当の過ごし方」を正直にまとめました
スリランカに10回以上通っている中で、エッラには2回滞在しています。コロンボやゴールとはまったく違う空気感で、何度行っても飽きない場所ですね。
2回も滞在しているのはリピーターですね。1回の観光では見えないエッラの魅力が伝わりそうです!

エッラ完全ガイド|2回滞在して見つけた最高の過ごし方【スリランカ】

エッラの町の全景
茶畑と山並みが広がるエッラの町

エッラってどんな場所?

エッラ(Ella)はスリランカ中部、ウバ州バドゥッラ県にある小さな町です。

「エッラ」はシンハラ語で「滝」という意味。その名の通り、町の周辺にはRavana Fallsをはじめとする滝が点在しています。

標高は約1,000m。コロンボの蒸し暑さとは別世界で、朝晩は肌寒いくらいの気候です。

エッラのメインストリート
エッラのメインストリート

コロンボから列車で来ると、気温が5〜10度くらい下がるのを体感できます。エアコンがなくても快適に過ごせる貴重なエリアですね。

町の規模はかなり小さく、メインストリートは徒歩10分ほどで端から端まで歩けます。レストラン、ゲストハウス、ツアーオフィスがこの通り沿いに集中しています。

ただし、2019年1月に再訪した際には観光客の増加と工事ラッシュが目に見えて進んでいました。静かなエッラを楽しみたいなら、早めの訪問をおすすめします。

コロンボからエッラへのアクセス

列車(おすすめ)

コロンボ・フォート駅からバドゥッラ行きの列車に乗り、エッラ駅で下車します。

所要時間は約6〜7時間。長いですが、この列車の車窓がスリランカ旅行のハイライトの一つです。

コロンボからの早朝列車に乗りました。窓の外に広がる朝日が「ずっと見ていたい」と思えるほど綺麗で、到着前から旅のテンションが上がります。

スリランカ紅茶列車の車窓から見える茶畑
紅茶列車の車窓から。茶畑の中を走り抜ける

途中、キャンディやヌワラエリヤ方面の紅茶畑の中を走り抜けるルートは「世界で最も美しい鉄道路線」とも言われています。

チケットは2等席・3等席があります。2等席は指定席で事前予約がおすすめ。3等席は自由席で、混雑時は立ち乗りになることもあります。

バス

コロンボからバドゥッラ経由でバスもあります。所要時間は列車とほぼ同じですが、山道のカーブが多く車酔いしやすいです。景色を楽しむなら列車一択です。

車(Uber / チャーター)

コロンボからの長距離チャーターやUber intercityも利用可能です。所要時間は4〜5時間ほど。

配車アプリの使い方は別記事で詳しくまとめています。

www.malanka.org

2回の滞在で見つけた観光スポット

360 Ella — ほぼ毎日通った絶景カフェ

360 Ellaでマサラチャイ
360 Ellaでマサラチャイ。ほぼ毎日通った

エッラ滞在中、ほぼ毎日通っていたのが360 Ellaです。

丘の上に建つカフェ&レストランで、テラス席からはエッラの渓谷が一望できます。

「毎日来てます360」と冗談で言っていたくらい通い詰めました。コットゥ、朝食、Masala chaiと、何を頼んでも外れがないんです。

コットゥ(Kottu)はスリランカの定番ストリートフード。鉄板の上でロティと野菜・肉をリズミカルに刻みながら炒める料理で、360 Ellaのコットゥは安定して美味しかったです。

朝食メニューも充実しており、パンケーキやエッグホッパーを景色を見ながら食べる時間は格別でした。

360 Ellaのコットゥとテラスの夕暮れ
360 Ellaのコットゥ。テラスの夕暮れとランタンの灯り

2回の滞在で毎回通うということは、味も景色もよほど気に入ったのでしょうね。

Ella Rock — 思ったよりキツくないトレッキング

Ella Rockからの眺望
Ella Rock山頂からの眺望

エッラのシンボル的存在であるElla Rock。標高約1,350mの岩山で、頂上からの360度のパノラマビューが魅力です。

色んな記事で見ていた程にはキツくはなかったです。ただ、靴がすり減っていると滑るので要注意。しっかりしたトレッキングシューズがあると安心です。

登山口からは片道約1.5〜2時間。鉄道の線路沿いを歩き、途中から山道に入ります。

注意点は以下のとおりです。

  • 靴底のグリップが重要。雨上がりや朝露で滑りやすい岩場があります
  • 早朝出発がベスト。日中は直射日光がきつく、観光客も増えます
  • ガイドなしでも登れますが、分岐が分かりにくい場所もあるので、前の登山者を見失わないように

ELLA ROCKの手書き看板
Ella Rockトレッキングルートの手書き看板

Nine Arch Bridge — スリランカで最も写真映えする橋

Nine Arch Bridge
Nine Arch Bridgeの全景

エッラの南東、Demodara駅近くにあるNine Arch Bridge(ナインアーチブリッジ)は、イギリス植民地時代に建設された9連アーチの鉄道橋です。

コンクリートではなくレンガと石で造られているのが特徴で、緑のジャングルの中に佇むその姿は圧巻です。

列車が橋の上を通過するタイミングは絶好のシャッターチャンス。時刻表を確認して行くと、列車と橋のセットで撮影できます。

エッラに来たら一度は見ておきたい場所です。ただ、観光客がかなり多いので、早朝か夕方がおすすめですね。

Little Adam's Peak — 朝日狙いの小ピーク

Little Adam's Peakからの眺望
Little Adam's Peakからの眺望

エッラ近郊の小さなピークで、本家のAdam's Peak(スリーパーダ)に比べると圧倒的に楽に登れます。

片道30〜45分程度で、茶畑の中を抜けていくルートは気持ちがいいです。

日の出狙いで早朝に登るのがおすすめ。頂上からはエッラの町と周囲の山々が一望できます。

Ravana Falls — エッラの名前の由来

Ravana Falls
Ravana Fallsの全景

エッラの「滝」という意味を体現するスポット。高さ約25mの滝で、メインロード沿いにあるのでアクセスは簡単です。

ラーマーヤナの叙事詩に登場する魔王ラーヴァナにちなんだ名前で、地元ではシーターデーヴィー(ラーヴァナに連れ去られた姫)を隠した洞窟が近くにあるとも伝えられています。

滝壺では地元の人たちが水浴びをしていることも。観光客も足をつけて涼むことができます。

エッラでの滞在を最高にする過ごし方

Ella Highest Inn — 「緑の惑星」に泊まる

Ella Highest Innのテラスから山と紅茶畑を望む
Ella Highest Innのテラスから。ティーポット越しに山並みが広がる

2回の滞在で泊まった宿の中で特に印象的だったのが、Ella Highest Innです。

部屋の下に紅茶畑が広がっていて、「緑の惑星」としか表現できない景色でした。朝起きてこの景色を見るだけで、エッラに来た価値があります。

Ella Highest Innのバルコニーから紅茶畑を望む
Ella Highest Innのバルコニーから。一面の紅茶畑が広がる

宿のオーナーによる紅茶レッスン

Ella Highest Innのオーナーは、紅茶にとても詳しい方でした。

茶葉の種類・茶畑の話・テイスティングまで教えてもらえる紅茶レッスンを体験。これはツアーパンフレットには載っていない、滞在型だからこそ得られる体験です。

紅茶レッスンの様子
エッラでの紅茶レッスン

宿のオーナーから直接教わる紅茶レッスンは、茶園ツアーとはまた違った深さがありそうですね。

スリランカの紅茶は産地の標高によって味が変わります。エッラ周辺はウバ地域に属しており、ウバ茶はセイロンティーの中でも最も有名な産地の一つです。

ヌワラエリヤへの日帰り or 1泊延長

エッラから列車で1〜2時間ほど北上すると、スリランカ最大の紅茶産地であるヌワラエリヤに到着します。

ヌワラエリヤの茶畑
ヌワラエリヤの茶畑

Heritance Tea Factoryというホテルがあるのですが、ここは「天界のような、地球の果てのような、そんな場所」でした。紅茶工場をリノベーションしたホテルで、窓の外は一面の茶畑です。

ヌワラエリヤの町自体もイギリス植民地時代の建物が残っており、Grand Hotel Nuwara Eliyaは1891年築のイギリスの邸宅跡。

エッラ滞在とヌワラエリヤを組み合わせることで、スリランカの紅茶文化をより深く体験できます。

茶畑を歩いていると、所有者を示す看板があちこちにあります。スーパーのArpicoが広大な茶畑を持っていたのは意外な発見でした。

滞在の注意点

蚊対策は必須

エッラは山間部ですが、蚊がかなり強烈です。

蚊が強烈で寝た気がしない夜がありました。虫除けスプレーだけでなく、蚊取り線香や携帯用の電子蚊取りもあると安心です。

特に安いゲストハウスだと網戸が不十分なことがあるので、宿選びの際は窓の網戸チェックをおすすめします。

辛い食事には注意

スリランカ全般に言えることですが、ローカルレストランの料理は日本人の想像を超える辛さのことがあります。

エッラでもお腹を壊して動けなくなった日がありました。

辛いとわかっていても現地の料理を試したくなるのがスリランカの罠です。体調に不安がある日は、360 Ellaのような観光客向けのレストランで食べるのが安全ですね。

2019年以降の観光客増加

前述の通り、2019年1月の再訪時には観光客と建設工事が増えていました。

エッラの良さは「小さくて静かな山の町」にあるのですが、急速な観光開発が進んでいます。ピークシーズン(12月〜3月)を避けるか、早朝に行動するのが快適に過ごすコツです。

エッラ滞在のモデルプラン

2泊3日プラン(初めてのエッラ)

日程 午前 午後
1日目 コロンボから列車でエッラへ 到着後、町散策 + 360 Ellaでディナー
2日目 早朝: Little Adam's Peakで日の出 Ella Rock登頂 or Nine Arch Bridge
3日目 Ravana Falls + 周辺散策 列車でヌワラエリヤ or キャンディへ

5泊以上プラン(リピーター向け)

自分のように何度も来るなら、無理に予定を詰め込まないのがベストです。360 Ellaに通い、紅茶レッスンを受け、気が向いたら散歩する。エッラはそういう楽しみ方ができる町です。

2泊だとエッラの「空気感」を味わう余裕がありません。時間に余裕があるなら、最低3泊、できれば5泊以上の滞在をおすすめします。

連泊することで宿のオーナーや近所のレストランのスタッフとも顔見知りになり、ガイドブックには載らない情報をもらえることもあります。

まとめ

エッラはスリランカの旅行先としては知名度がそこまで高くありませんが、「何もしない贅沢」を味わえる稀有な場所です。

2回の滞在を通じて感じたのは、エッラの魅力は個々の観光スポットよりも、町全体の空気感と、茶畑に囲まれた暮らしのリズムにあるということ。

コロンボの喧騒が嘘のように、エッラでは時間がゆっくり流れます。スリランカ旅行の行程にぜひ組み込んでみてください。

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スリランカの旅行計画には、以下の記事もあわせてどうぞ。

www.malanka.org

www.malanka.org

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