Booking.comの点数は当てにならない。9.5の宿を2泊で切り上げました
- 宿を決めるときに見るのは総合点ではなく、低い順に並べ替えたクチコミの中身です
- 総合9.5のWhite Room in Colombo Sevenは、3泊の予約を1日残して出ました
- ウェリガマで5泊した宿は51件を低い順に全部読んで最低8.0を確認してから予約しました
スリランカには2016年から11回来ていて、宿はほぼBooking.comで取っています。そのなかで、総合点はもう判断材料にしていません。
2026年7月から8月の滞在で実際にやったことを、点数とクチコミの中身を出しながら書きます。2026年8月時点の記録です。
- Booking.comの点数は当てにならない。9.5の宿を2泊で切り上げました
- 総合9.5の宿を、3泊の予約を1日残して出ました
- クチコミは低い順に並べ替えて全部読みます
- 星9でも、低いほうにきついクチコミは並んでいます
- 51件のうち、実際に読んだのは2件でした
- 点数をつけてほしいと頼まれることもあります
- よくある質問
- あわせて読みたい
- まとめ
総合9.5の宿を、3泊の予約を1日残して出ました
コロンボ7のWhite Room in Colombo Sevenは総合9.5(44件)でした。予約したときはこの数字を見ていて、換気と光のことは何も知りませんでした。
泊まってみると、シャワーとトイレの窓は開かないルーバーで、換気扇もありません。リビングの窓は防犯上開けたくないので、空気の通り道が玄関の網戸しかない状態でした。
朝6時に起きても日の光が入ってきません。エアコンの表示灯がベッドの正面で光っていて、アイマスクをしてもうっすら見えるので、一晩に3回目が覚めました。壁の向こうでは21時半を過ぎても作業の音が続きます。
結局、3泊の予約を1日残して出ています。滞在の詳細は別記事にまとめました。
White Room in Colombo Sevenに2泊。換気と光が想像以上にきつい
高い点数のクチコミにも、同じ指摘はありますか?
低い順に並べ替えて読み直したら、自分が感じた不満はすでに書かれていました。しかも9.0という高い点数をつけた人が、空気が通らないことを書いています。
普段は低い順に読む手順を通しているのに、このときだけ飛ばしました。点数を見て安心したからです。
クチコミは低い順に並べ替えて全部読みます
ウェリガマで5泊した宿は総合9.9(51件)でした。51件を低いほうから全部辿って、いちばん低い点数でも8.0だと確認してから予約しています。
読む目的は、平均点を確かめることではありません。自分が致命的だと感じる指摘が1件でもあるかどうかを見ます。
この51件には、自分にとって致命的な指摘はありませんでした。「ここが直ればもっといい」という細かい点が2つあって、線路が近いことと、シャワーにガラスの仕切りがないことです。どちらも実際に泊まって同じことを思いました。
気になったクチコミは、予約後に宿へ相談してもいいですか?
この宿にはBooking.comのクチコミに、左側の部屋は道路の騒音で眠れないという投稿がありました。予約した直後にその点を伝えたところ、奥側の部屋と手前の部屋を両方見せてもらって、選ばせてもらえました。
部屋が全部埋まっていたらこうはいきませんが、聞かなければゼロです。
宿からの返信も読みます
White Roomでは、2.0をつけた人への返信にこういう一文がありました。
we have been maintaining very high standards all this time
出典: booking.comのクチコミへの宿泊施設からの返信
これまで高い水準を保ってきた、という趣旨です。ほかの低評価への返信も似た調子でした。
利用者は実際に不快な思いをしています。それに対してこの返し方だと、フィードバックを受け止めて直すタイプではないのだろうと読めてしまいます。返信は宿の姿勢がいちばん出るところなので、点数より参考になります。
星9でも、低いほうにきついクチコミは並んでいます
8月9日からの宿を探したときも、5つ星クラスを一通り見て回りました。星9台でも低評価側にきついクチコミがある宿は外しています。
最終的に選んだのはJetwing Colombo Sevenです。低いほうを読んでも致命的なものが出てこなかったのと、8月3日に一度泊まって様子が分かっていたからでした。
Jetwing Colombo Sevenに1泊。部屋から一度も出ませんでした
51件のうち、実際に読んだのは2件でした
総合9.9の51件のうち、9点台が2件で、残りの49件は10点でした。低い順に読むやり方だと、実際に中身を読んだのはその2件だけです。
10点のクチコミには、たいてい本文がほとんどありません。あっても素晴らしかったとかホストが親切だったという一言で、次に泊まる人が知りたいことは書かれていません。
自分が知りたかったのは、道路側は音が気になるらしい、という1件のほうでした。満点ではないクチコミが、その宿を選べた理由になっています。
点数をつけてほしいと頼まれることもあります
泊まった宿のひとつで、レビューを投稿したあとに点数を上げてほしいという依頼が続きました。5回目には、本人も避けられないと認めている恒久的な条件を本文から消してほしい、という内容になっていました。
理由は説明されました。事業が厳しい、シーズンが始まる、評価が要る。不正な操作ではありません。困っている人が困っていると伝えて、受け取った側が優しさで応じる。その積み重ねで満点が並んでいくのだと分かりました。
自分も点数のほうは上げています。ただし本文は1文字も削っていません。点数は相手のためにも動かせますが、次に泊まる人が読むのは本文だからです。
5回目の依頼は断って、そこでやり取りを終えました。列車の音を消したら、次の客は静かな側の部屋を選べません。それは宿のためにもならないと思っています。
判断を変えたのは、点数ではなく設備の一行でした
やり取りのなかで、掲載情報にもクチコミにも出ていない設備をひとつ教えてもらいました。洗濯機のある部屋が使えるという話です。5泊以上する人にとっては大きい情報でした。
同じことを別の言い方にすると、宿の情報には3つの層があります。掲載情報と、クチコミと、どちらにも出てこないが聞けば出てくることです。3つ目は摩擦のあるやり取りからしか出てきません。
よくある質問
- クチコミは何件くらい読みますか?
- 件数が50件前後なら全部読みます。ウェリガマで5泊した宿は51件を低い順に全部辿りました。件数が多い宿でも、低いほうから読んでいって致命的な指摘が出てこなくなったところで止めます。
- 総合点が同じ宿で迷ったらどうしますか?
- 低評価側の中身の重さで決めます。星9台でも低いほうにきついクチコミが並んでいる宿は外して、致命的なものが出てこない宿を選びました。
- クチコミで気になった点は、予約前に聞いたほうがいいですか?
- 予約後でも間に合います。ウェリガマの宿では道路側の騒音のクチコミを見て予約直後に相談し、2部屋を見せてもらって選べました。ただし満室だと融通がきかないので、早いほうが有利です。
- 自分がレビューを書くとき、点数はどう決めていますか?
- 施設の中身と、敷地の外で起きたことを分けて考えます。宿に止める手段がないことは点数から切り離して、起きた事実のほうを本文に書きます。
- 宿から点数を上げてほしいと頼まれたらどうしますか?
- 点数は上げることがあります。ただし本文は削りません。次に泊まる人が読むのは点数ではなく本文で、恒久的な条件を消してしまうと部屋選びの判断材料が消えるからです。レビューの変更と引き換えに割引や特典を提供する提案は、Booking.comもGoogleも禁止しています。
あわせて読みたい
まとめ
- 宿を決めるときに見るのは総合点ではなく、低い順に並べ替えたクチコミの中身です
- 総合9.5のWhite Room in Colombo Sevenは、3泊の予約を1日残して出ました。高い点数をつけた人のクチコミにも同じ指摘が書かれていました
- ウェリガマで5泊した宿は51件を低い順に全部読んで最低8.0を確認し、気になったクチコミは予約後に宿へ相談して部屋を選ばせてもらいました
- 9.9の51件のうち9点台は2件で、残りの49件は10点でした。満点が並ぶほど、その満点は読まれなくなります
- 宿からの返信は姿勢が出るので、点数より参考になります。点数を上げてほしいと頼まれても、本文は削りません