- BEER&BOOK猫森は阪急雲雀丘花屋敷駅すぐ、クラフトビールと古本が一緒に楽しめるお店です
- 近畿・北陸の醸造所から仕入れた樽生ビールと、自由に読める古本約150冊が並びます
- 毎週金曜の缶ビ開けNIGHT、参加したヤバい液体シェア会、店主のラベルノートまで写真で紹介します
前々から気になっていたお店が、雲雀丘花屋敷にあるBEER&BOOK猫森です。隣の山本駅にあるスリランカ料理店シャンティランカには行っていたのですが、猫森のことは知らなくて、2025年にクラフトビールにハマってから存在を知りました。
ちょうど6月18日にお店でイベントがあったので、それに合わせて初めて訪れてきました。まずはお店そのものの紹介から、当日のイベントで飲んだビールや店主のラベルノートまで、順番に書いていきます。
- BEER&BOOK猫森ってどんなお店
- 毎週金曜の缶ビ開けNIGHTとヤバい液体シェア会
- ヤバい液体シェア会で飲んだビール
- 店主のラベルノートがすごくよかった
- 猫森で飲んだビールをお取り寄せ
- まとめ
- あわせて読みたい
- お店情報
BEER&BOOK猫森ってどんなお店
BEER&BOOK猫森は、阪急宝塚線の雲雀丘花屋敷駅から徒歩1分のところにある、クラフトビールと古本を一緒に楽しめるお店です。2024年11月29日にオープンしました。営業時間は14:00〜21:00(L.O.20:30)で、定休日は月曜。席数は16席で、白と茶を基調にした落ち着いた内装です(とっておきの関西、宝塚コミパ通信より)。
ビールは樽生が最大6種類に、ボトルも並びます。どんなふうにビールを選んでいるのか、共同通信の取材記事ではこう紹介されています。
クラフトビールは、近畿や北陸の醸造所に足を運んで仕入れた5~7銘柄を生や瓶で提供。売れ筋よりも産地への愛を尊ぶ“硬派のセレクト”を貫く。黒くても苦くない大阪・箕面の「スタウト」、日本酒に使う米が香る愛媛・興居島の「ライスラガー」などが好評という。
(共同通信配信記事(Yahoo!ニュース、2025年2月16日配信)より)
こうして選ばれた銘柄が、店内のサーバーから注がれます。
そして店名のとおり、店内には古本がずらりと並びます。近隣の「あおぞら古書店」と協力して、ビールの解説書からベストセラーまで約150冊が棚やカウンターに置かれていて、自由に読めるうえ、気に入れば新刊の半額程度で購入もできます。
オーナーの鷺森ちなみさんは、バイト先のアイリッシュパブでビールにハマり、好きな本と一緒に楽しめる店を構想したそうです。地元活性化も念頭に、宝塚市の補助金を得て出店しました。宝塚市特産のダリアの球根を使ったビールの開発も進めているとのことです(共同通信配信記事より)。
フードもビールに合うものが揃っています。当日のメニューには、ソーセージ盛り合わせやビール煮スペアリブ、オイルサーディンポテトチーズグリル、焼きおに茶漬けなどが並んでいました。
毎週金曜の缶ビ開けNIGHTとヤバい液体シェア会
猫森では、毎週金曜の20時から「店主の缶ビ開けNIGHT」という会をやっています。眠っている缶や瓶を持ち寄って開けよう、という趣旨の会です。
この缶ビ開けNIGHTに行こうかと思っていたところ、ちょうど6月18日に「ヤバい液体シェア会」というイベントがあったので、そちらに参加してきました。好きな岐阜のかまどブルワリーのアンバサダーの人も来るということで、ちょうどよかったです。
この会のきっかけは、イナキク酒店さんの95周年のお祝いでした。本当は90周年のときにやりたかったけれど、その頃はコロナでやれず、今回に至ったそうです。今のご主人のお爺さんの代からのお店で、今は小売だけれど、古くは戦時中の配給もやるような酒屋だったと聞きました。
僕は奈良醸造のEnnuiが飲みきれなくて困っていたので、ちょうどよさそうだと思って持ち込むことにしました。小倉とコンデンスミルクの、ある意味パンチの効いたビールなので、ヤバい認定には入りそうだなと。念のため事前にお店のInstagramにメッセージを送ったら、ちょうど気になっている銘柄だと返信がありました。
15缶のうち11缶を冷蔵庫から出して、ダンボールに入れて紙で固定して持っていきました。振動で泡が吹き出すので、できるだけ揺らさないように運びました。
ヤバい液体シェア会で飲んだビール
最初に開けたのは、僕が持参したEnnuiでした。大量に持ってきたので、これは普通のグラスで2人1本くらいで飲んでいました。ほかのビールはショットグラスみたいな小さいコップで回し飲みだったので、その差がすごかったです。
持参したEnnuiは、ナイトロで逆さにして、デカ目のグラスに一気に注ぎました。
このEnnuiには背景があります。2025年に奈良醸造で2ヶ月だけバイトをしていたとき、樽のEnnuiを飲ませてもらって衝撃を受けました。クラウラーにも1つ詰めてもらってすごく気に入って、再販しないんですかと従業員の人に聞いたら、「ウチは同じことをしたくない」みたいなことを言っていて、再販は基本しないらしかったんです。
それが2026年1月に再販されて、なんじゃそりゃと思いつつ嬉しかったので、即、販売店に行って24本一気買いしました。これいっぱい買ってもいいですかと許可を得たうえで、全然いいですよーと言われて購入。ところが帰って冷やして飲んだら、なんだかめっちゃ甘い。甘すぎます。こんなに甘かったかと思いました。ちょっと気分が悪くなるくらい甘くて、まずこれだったら20本も買うことはしないとはっきり思いました。この時点で、原材料なり作り方を変えているんだろうなと思ったんです。
そういう背景があるうえで店長さんと喋っていて、奈良醸造は銘柄が同じでもレシピが違うのかなと感じることがある、と言っていました。ティムルというネパール山椒を使ったビールがあって、それも何度かリリースされているけれど、時期によって微妙に違いを感じる、と。他の、しかも詳しい人に聞いて実感が湧きました。
今日のアテは、ポテトチーズとオイルサーディン、それからお隣の山本駅のケーキ屋さんのパウンドケーキ。うまい、酒が進みます。
かまどブルワリーの金華の頂とNomcraftのEmulator
そのあとは、参加者が持ち寄ったハイアルコールのビールを次々に飲んでいきました。まずはかまどブルワリーの金華の頂です。ホップはアイダホセブン、酵母は清酒工房の酵母を使っていて、なんと13%。キンカンみたいな甘い香りで、でもしっかりキツめ。喉が熱くなります。
次がNomcraftのEmulator。これは僕には苦手な香りで、ホップなのか酵母なのか、ここを特定したいなと思いました。
かまどブルワリーのあんきーらがーも美味しかったです。すごくいいイベントで、チェイサーのポジションとしてminiサイズで出してくれました。
箕面ビールのインペリアルスタウト、2020年と2026年の飲み比べ
箕面ビールとイチローズモルトがコラボしたインペリアルスタウトは、ほのかに甘みが残って、コーヒー感があります。しかしアルコールがキツいんです(笑)。
そしてこれが面白かったのですが、2020年ものと2026年ものの飲み比べができました。古い方のほうがやはり香りがきつくて、口当たりもワイルド。今年のはフレッシュ感があって、口当たりがマイルドな感じでした。マニアックですが、2020年もののほうが瓶が少しだけ長くて、ラベルの大きさも2020年のほうが少しだけ大きめでした。
今日イチヤバい、うちゅうブルーイング
このあたりからおしゃべりがメインになって、正直あまり覚えていないのですが、はちみつのような甘みのもの、いちごのような甘みのものと続きました。
そして今日イチヤバかったのが、うちゅうブルーイング。超絶濃くて、エスプレッソみたいでした。この日に飲んだインペリアルスタウトは、どれも後にほんのり甘みが残るのが共通していました。
このほかにも、大山Gビールや丹波篠山のバーレイワイン、Thornbridgeのアメリカンペールエール、うちゅうブルーイングのスムージーサワー、ATOM KIWIFRUITなども飲みました。ATOM KIWIFRUITは以前に缶を買って飲んだことがあって、そのときの感想はうちゅうブルーイングのレビュー記事に書いています。
種類の度数だけで見たら、1日で100度くらい行っているんじゃないかというくらい、ハイアルコールを飲みました。こんなにハイアルを一日のうちに飲んだのは初めてで、今後の人生にも残り続けると思います。The ハイアルデーでした。
店主のラベルノートがすごくよかった
この日いちばん心に残ったのが、店主さんのラベルノートです。飲んだり仕入れたり、空けた缶や瓶ビールのラベルを、ノートに貼って御朱印帳みたいにしているんです。入り口に置いてあって、見せてくれました。
関西、九州、通販系といった具合に分けて、5冊くらいありました。
そして、ノートをめくっていて目に留まったのが、猫森の名前が入った「Treasure Dahlia」というラベルです。これ、このお店で作ったんですかと聞いたら、Nomcraftと一緒に作ったと教えてくれました。記事の最初で触れた、宝塚市特産のダリアの球根を使ったビールというのが、まさにこれでした。ダリアの球根とブルーベリーを使った、猫森のオリジナルビールだそうです(宝塚のローカルメディア835.jpより)。
僕は旅行が好きなので、興味のあるビールから次はここに行こうと決めるところがあって、こういうノートを見ているのはめちゃくちゃ楽しいです。Ennuiをいっぱい持ってきたから、ノートを1冊あげるよと言ってもらえて、一冊いただきました。
2025年にクラフトビールにハマってから、多分100本か200本くらいは空けていると思うのですが、ラベルを全部捨てたのはマジで後悔しています。
そう言ってもらえたので、とりあえず帰って、今捨てようとしている缶や瓶のラベルを剥がしてノートに貼ることをやろうと思います。
缶のラベルの剥がし方も教えてくれました。飲んですぐの冷えた状態よりは、洗って乾かしたくらいの方が剥がしやすいそうです。片側の上下を剥がして、それをシンクの角にはっつけて、缶を回すようにして剥がしていました。お店でEnnuiの空き缶を乾燥機に入れているのを見て、洗ってどうするのかなと思っていたのですが、あーそういうことね、と繋がりました。
帰りには、もらったラベルノートに加えて、うちわもいただきました。じゃんけん大会では、ご主人と同じ手を出した人にプレゼントがあって、2周目でグーを出してクーラーボックスをもらえました。これに入れて、また缶や瓶を持っていこうと思います。
店内にはいろんなイベント情報が貼ってあって、沿線で盛り上げようという空気がすごかったです。ちょっと遠いし、ほぼ日付が変わるくらいに帰宅で遅くなったけれど、行ってよかった。毎週金曜の缶ビ開けNIGHTも、今度行ってみようと思います。
そしてもうひとつ。箕面のインペリアルスタウトを年数違いで飲み比べたのがすごく面白かったので、持ってきたEnnuiもまだ4本残っているし、数年置いてみようかなと思いました。また再販があったら、そのときのものと飲み比べてみたい。そのときはまた、猫森さんに持っていこうと思います。
猫森で飲んだビールをお取り寄せ
この日に飲んだビールのいくつかは、通販でも手に入ります。同じブルワリーの別の銘柄になるものもありますが、気になったらチェックしてみてください。
Emulatorを造る和歌山のNOMCRAFT BREWINGは、ふるさと納税の飲み比べセットがあります。
年数違いで飲み比べた箕面ビールは、定番のスタウトが手に入ります。
鳥取の大山Gビールは、飲み比べの6本セットがあります。

美食ダイニングイルナス 大山Gビール クラフトビール 飲み比べ 鳥取 地ビール 詰め合わせ ギフトセット 母の日 父の日 6本セット
イギリスのThornbridgeは、看板銘柄のジャイプールIPAが通販にあります。

ウィスクイー ソーンブリッジ ジャイプール IPA 330ml×12本
まとめ
- BEER&BOOK猫森は雲雀丘花屋敷駅すぐの、クラフトビールと古本が一緒に楽しめるお店
- 近畿・北陸の醸造所から仕入れた樽生ビールと、あおぞら古書店と協力した古本約150冊が並ぶ
- 毎週金曜20時からは、缶や瓶を持ち寄る「店主の缶ビ開けNIGHT」を開催している
- 参加したヤバい液体シェア会では、金華の頂やうちゅうブルーイングなどハイアルコールのビールを次々に味わえた
- 飲んだビールのラベルを御朱印帳のように貼る店主のラベルノートが、いちばん心に残った
あわせて読みたい
京都駅から歩けるクラフトビール巡り 京都醸造とKBL THE GARAGE
お店情報
- 店名: BEER&BOOK猫森
- 住所: 兵庫県宝塚市雲雀丘1丁目2-11 ユースクエアプラス110
- アクセス: 阪急宝塚線 雲雀丘花屋敷駅から徒歩1分
- 営業時間: 14:00〜21:00(L.O.20:30)
- 定休日: 月曜
- Instagram: BEER&BOOK猫森 公式Instagram
※営業時間・定休日・価格は変更の可能性があります。
