- MacのSafariでe-Taxにアクセスして「推奨環境外」と出ても、ユーザーエージェントを書き換えるだけでログイン可能
- Safariの「開発」メニュー → ユーザエージェント → その他 から推奨バージョンの数字に変更するだけ。所要時間は1分
- OSのアップデートもSafariのダウングレードも不要。今の環境のまますぐに確定申告を進められる
こんにちは、フリーランスエンジニアのmahです。
確定申告の時期ですね。僕は毎年e-Taxで早々に終わらせているのですが、MacのSafariでe-Taxにアクセスすると「ご利用の環境や設定状況に問題があることが判明しました」と表示されてログインできないことがあります。

これはe-Tax側の推奨環境チェックが、使っているSafariのバージョンを「対象外」と判定しているために起きるエラーです。
実はこの問題、Safariのユーザーエージェントを推奨バージョンに書き換えるだけで解決できます。OSのアップデートもSafariのダウングレードも必要ありません。
2023年に僕自身がこの問題にハマって解決方法を見つけ、以降毎年の確定申告で同じ方法を使っています。手順を画像付きで解説します。
(推奨環境外での利用になるため、自己責任でお願いします)
e-TaxでSafariが推奨環境外になる原因と対処法【2026年版】
MacのSafariでe-Taxが「推奨環境外」と判定される原因はSafariバージョンの自動アップデートにe-Tax側の推奨環境リストが追いついていないこと。Safariのユーザーエージェント文字列のバージョン番号を推奨バージョンに書き換えるだけで解決できます。所要時間は約1分、OSアップデートもダウングレードも不要です(2026年5月時点)。
- e-TaxでSafariが推奨環境外になる原因と対処法【2026年版】
- e-Tax推奨環境一覧(Mac / Safari)【2026年最新】
- なぜSafariが「推奨環境外」と判定されるのか
- 【解決】ユーザーエージェントを書き換えてe-Taxにログインする手順
- Safariのダウングレードは不要?バージョンダウンせずに済む理由
- それでも解決しない場合の代替手段
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
e-Tax推奨環境一覧(Mac / Safari)【2026年最新】
e-Taxの推奨環境はmacOS 13(Ventura)はSafari 18.6、macOS 14(Sonoma)はSafari 18.6またはSafari 26.0、macOS 15(Sequoia)/26(Tahoe)はSafari 26.0。macOS 12(Monterey)以前はサポート対象外で推奨環境から外れています。最新情報はe-Tax公式サイトの推奨環境ページで確認してください(2026年3月時点)。
まずは現在のe-Tax WEB版の推奨環境を確認しておきましょう。
| macOS | 推奨Safari |
|---|---|
| macOS 13(Ventura) | Safari 18.6 |
| macOS 14(Sonoma) | Safari 18.6 / Safari 26.0 |
| macOS 15(Sequoia) | Safari 26.0 |
| macOS 26(Tahoe) | Safari 26.0 |
※2026年3月時点。最新情報はe-Tax公式サイトの推奨環境ページで確認してください。
macOS 12(Monterey)以前はe-Taxの推奨環境から外れています。 Montereyを使っている方は、まずOSのアップグレードを検討してください。ただし、OSをすぐにアップグレードできない事情がある場合でも、この記事で紹介するUA書き換え方法で対応できる可能性があります。
なぜSafariが「推奨環境外」と判定されるのか
e-Tax側の推奨環境リストがApple側のSafariアップデートに追いついていないことが原因です。SafariはmacOSのアップデートに連動して自動的にバージョンが上がるため、リスト未掲載の新バージョンが「推奨環境外」と判定されてブロックされます。e-Taxの環境チェックはユーザーエージェント文字列のバージョン番号を見ているだけなので、その数字を書き換えれば通ります(2026年5月時点)。
原因はシンプルです。e-Tax側の推奨環境リストの更新が、Apple側のSafariアップデートに追いついていないことがあるためです。
Safariのバージョンは、macOSのアップデートに連動して自動的に上がります。 個別にSafariだけバージョンを変えることは基本的にできません。
つまりこういう流れです。
- AppleがmacOSのセキュリティアップデートをリリース
- Safariのバージョンが自動的に上がる(例: 18.5 → 18.6)
- e-Tax側の推奨環境リストにまだ新バージョンが載っていない
- e-Taxが「推奨環境外」と判定してブロック
e-Taxの環境チェックはブラウザが送信するユーザーエージェント文字列のバージョン番号を見ているだけです。だからこそ、ユーザーエージェントの数字を推奨バージョンに書き換えれば通るわけです。
【解決】ユーザーエージェントを書き換えてe-Taxにログインする手順
手順は4ステップで、STEP 0で「開発」メニューを表示(初回のみ)→STEP 1でe-Tax WEB版にアクセス→STEP 2で「開発」→「ユーザエージェント」→「その他」を選択→STEP 3で推奨バージョン番号(例: 19.0→18.6)に書き換え→STEP 4で環境チェック通過の流れです。所要時間は約1分です(2026年5月時点)。
STEP 0: Safariの「開発」メニューを表示する(初回のみ)
Safariの「開発」メニューはデフォルトでは非表示です。初めて使う方は、まずこのメニューを有効にしてください。
- Safariのメニューバーから 「Safari」→「設定」(または ⌘ +, )を開く
- 「詳細」タブを選択
- 一番下の「Webデベロッパ用の機能を表示」にチェックを入れる
これでメニューバーに「開発」が表示されます。
STEP 1: e-Taxソフト(WEB版)にアクセスする
Safariでe-Taxソフト(WEB版)にアクセスします。
「ご利用の環境や設定状況に問題があることが判明しました」というポップアップが表示されたら、そのまま次のステップに進みます。

STEP 2: 「開発」→「ユーザエージェント」→「その他」を選択
Safariのメニューバーから 「開発」→「ユーザエージェント」→「その他」 を選択します。

STEP 3: バージョン番号を推奨環境の数字に書き換える
ユーザーエージェント文字列が表示されるので、Safariのバージョン番号部分を、e-Tax推奨環境に載っているバージョンに変更します。


たとえばSafari 19.0を使っていて推奨環境が18.6の場合、ユーザーエージェント内の「19.0」を「18.6」に変更して「OK」を押すだけです。
STEP 4: ポップアップが消え、e-Taxが使えるようになる
環境チェックが通り、e-Taxソフト(WEB版)のトップページが表示されます。

あとはマイナンバーカードか、利用者識別番号とパスワードでログインするだけです。

注意点: ユーザーエージェントの変更はそのタブ(またはSafariを再起動するまで)のみ有効です。次回e-Taxを使うときは、再度同じ操作が必要になる場合があります。
Safariのダウングレードは不要?バージョンダウンせずに済む理由
Safariのダウングレードは現実的ではありません。SafariはmacOSに統合されているため単体でのバージョン変更不可、OSごとダウングレードはデータバックアップ・再インストール・アプリ互換性問題のリスクが高い、UA書き換えで十分対応可能、の3点が理由です。リスクを冒す必要は一切ありません(2026年5月時点)。
「Safariを推奨バージョンにダウングレードすればいいのでは?」と考える方もいると思います。
結論から言うと、Safariのダウングレードは現実的ではありません。
その理由は以下のとおりです。
- SafariはmacOSに統合されている: Safari単体でのバージョン変更はできず、OSごとダウングレードする必要がある
- OSのダウングレードはリスクが高い: データのバックアップ、再インストール、アプリの互換性問題などが発生する
- そもそもダウングレードしなくても解決できる: 上記のUA書き換えで十分対応可能
ダウングレードのリスクを冒す必要は一切ありません。ユーザーエージェントの書き換えなら1分で終わり、他のアプリやデータに影響もありません。
それでも解決しない場合の代替手段
UA書き換えで解決しない場合の代替手段は3つで、Safariのキャッシュ・Cookieクリア、スマホ(マイナポータル)からの確定申告(マイナンバーカード読み取りで申告可能)、確定申告書等作成コーナーの利用(WEB版とは推奨環境が異なる)。MacのSafariにこだわらないならスマホ申告が最も手軽です(2026年5月時点)。
UA書き換えでも解決しないケースや、そもそもSafariの「開発」メニュー操作に不安がある方は、以下の代替手段も検討してください。
キャッシュ・Cookieのクリアで解決する?
過去のe-Tax利用時のキャッシュが残っていると、環境チェックが正しく動作しないことがあります。
Safariのメニュー → 「Safari」→「履歴を消去」 でキャッシュをクリアしてから再度アクセスしてみてください。
スマホ(マイナポータル)からの確定申告は使える?
MacのSafariにこだわる必要がなければ、スマホからの申告が最も手軽です。
マイナポータルアプリをインストールし、マイナンバーカードをスマホで読み取って確定申告書等作成コーナーから申告できます。ブラウザの推奨環境を気にする必要がなくなります。
確定申告書等作成コーナーは推奨環境が違う?
e-Taxソフト(WEB版)ではなく、確定申告書等作成コーナーを使う方法もあります。こちらは推奨環境が異なるため、WEB版で弾かれてもアクセスできる場合があります。
よくある質問(FAQ)
Q. Safariのバージョンを下げることはできますか?
- SafariはmacOSに統合されているため、Safari単体のダウングレードはできません。OSごとダウングレードする必要があり、データやアプリへのリスクが高いため推奨しません。
Q. UA書き換えは毎回必要ですか?
- ユーザーエージェントの変更はそのタブ(またはSafari再起動まで)のみ有効です。次回e-Taxを使うときは再度同じ操作が必要になる場合があります。
Q. macOS 12(Monterey)を使っていますが、UA書き換えで対応できますか?
- macOS 12以前はe-Taxのサポート対象外ですが、UA書き換え方法で対応できる可能性はあります。基本的にはOSアップグレードを推奨します。
Q. ChromeやFirefoxでe-Taxは使えませんか?
- e-Tax WEB版のMac対応ブラウザはSafariのみです。Chrome・Firefoxは対象外なのでSafariの利用が必須です。
Q. UA書き換えの代わりにスマホ申告を使うべきですか?
- MacのSafariにこだわる必要がなければスマホ申告が最も手軽です。マイナポータルアプリでマイナンバーカードを読み取って確定申告書等作成コーナーから申告できます。
まとめ
MacのSafariでe-Taxが「推奨環境外」と表示された場合の対処法をまとめました。
やることは3ステップだけ。
- Safariの「開発」メニューを有効にする(初回のみ)
- 「開発」→「ユーザエージェント」→「その他」で、バージョン番号を推奨環境の数字に書き換える
- e-Taxに再度アクセス → ログインできる
OSのアップデートもSafariのダウングレードも不要で、1分あれば解決します。
e-Taxの推奨環境は毎年変わるので、確定申告シーズン前に公式の推奨環境ページをチェックしておくと安心です。
フリーランスの確定申告をもっと効率化したい方は、こちらの記事もどうぞ。